天安門広場・故宮・景山公園(半日観光)

2013-08-26

北京観光のハイライトである天安門広場、元・明・清と三代の王朝の皇居跡である世界遺産の故宮博物院、または故宮を見渡すことの出来る山、景山公園を観光してみよう。半日で北京市内のポイントを効率よく回ることができるだろう。

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天安門広場

総面積は40万平方メートル。ここは世界で最も広い広場のひとつである。一度に五十万人を収容することができる。南北は天安門から正陽門までの880メートル。東西は人民大会堂から歴史博物館までの500メートルにおよぶ。

明清時代には皇帝の即位などに使われていた聖なる場所であった。明・清の時代の地図に描かれている現在の広場は、南北に長い「T」字型になっていた。両側には役所が並んでいたそうだ。1911年の辛亥革命以降は一般に公開されるようになり、49年の建国の式典の際には広場として整備された。58年に人民英雄記念碑が完成、建国十周年の記念に人民大会堂、歴史博物館、革命博物館が完成。そして77年には毛主席記念堂が建てられ現在の姿になった。

現在では国旗掲揚のためのスペースが設けられており、毎日、儀仗兵により掲揚と降旗の儀式が執り行われている。掲揚は日の出の時間、降旗は日の入りの時間と定められている。

故宮博物院

旧称を紫禁城といい、北京市の市街の中心部にある。

明・清両代の皇宮で、明の永楽4年(1406)に着工された。同18年には基本的に完成し、それ以来、560年余りの間に24人の皇帝が主となり、この地から国をおさめた。

72万㎡余りの敷地内には9000室余りの建物があり、延床面積は約15万㎡。周壁は長さ約3kmで、周壁の外側に幅52メートルの護城河(堀)がめぐらされている。東西南北に各一門があり、南が正門の午門、北が神武門、東が東華門、西が西華門である。

殿宇の配置は大きく外朝と内廷の二つに分けられる。外朝は、太和・中和・保和の三大殿が中心をなし、その両翼に文華・武英両殿を配し、皇帝が儀式を行い、群臣を召見するなど公的な場所であった。

内廷は乾清宮・交泰殿・坤寧宮と東六宮、西六宮などからなり、皇帝が日常の政務を処理し、后妃と皇子が生活し、祭祀を行うところであった。

故宮の建物には気迫がみなぎり、豪壮華麗で、中国の古建築物の粋を集めている。勿論、博物館としても一級で収蔵品は百万点に及ぶとされている。北京随一の見所といってもよいだろう。1987年、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。

ルート:天安門から北へ行って故宮の午門から入る。故宮を参観した後に神武門から出る。大通りの向かい側は景山公園がある。

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