建外SOHO 日本の有名な建築家の山本理顕氏が設計

2013-09-18

建外SOHOは、北京市朝陽区東三環中路に位置している。地下鉄1号線の国貿(guomao)駅から南へ歩いて5分ほどの場所にある。2007年までに全て完成するとされていたが、2006年の段階においてはテナントが本当に埋まるのかなどと疑問に思われるほど空きが目だっていた。

しかし、この疑問は北京の建設中の新しい建物ならどのビルを見てもそうであった。経済発展が著しいので、勢いに任せて作ってしまおうといった感じである。今の北京では、それでもちゃんと買い手がつき何とかなるのである。

北京の北京建外SOHOは、日本でも有名な建築家の山本理顕氏によって設計された大型複合施設である。建外SOHOの名前は、建国門外大街にちなんでいる。2004年4月25日に完成し、50店舗の商店も営業が開始された。延床面積は70万平方メートルで、20棟の高層棟のうち18棟はアパート(住宅2700戸)、2棟はオフィスビルとなっている。外観を日本人が設計したので、日本のどこかで見たような印象を受けるかと思う。

建外SOHOの中心には、3階建ての北京で最も大きくてクールなスターバックスが店を構えている。このスターバックスは、北京の他のスターバックスと比較しても非常に落ち着いた雰囲気になっている。中では無線LANが無料で使えるようになっており、パソコンを持ち込んでいる人も多くいる。私も何度もこのスタバで無線LANを利用したものひとりである。北京では安定した速度でインターネットを利用出来る場所が少ないのでとても重宝している。

北京建外SOHOは、観光としていく場所としてはそれほどお勧めできない。テナントの多くが富裕層や外人向けのレストラン・美容室・スナックなどになっているためだ。

住宅として住むには賃料も周辺物件と比較してもかなり高く設定されており、一般的な中国人が貰う給料などではとても住む事はできない。企業社長などの富裕層や外国人、外資系企業で働くリッチなビジネスマンなどが、そのステータスとして住んでいる感じである。毎日5万人ほどが利用することを見込んで作られたそうであるが、2006年の段階では空き部屋も多くて人通りも多くないところであった。

基本データ

建築家:山本理顕 (やまもとりけん)HPより

建外SOHO配置図

http://www.flickr.com/photos/pan-o/239218199/

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