今月12日、盤錦からの営口高速鉄道が正式に開通される。これによって、北京から大連まで、もはや瀋陽を経由する必要がなくなり、6時間で行ける距離となりそうだ。これで一気に1時間半の時間が短縮される。今月3日、12306鉄道切符予約販売ホームページでは、この路線の予約乗車券の販売が開始された。チェックしてみると、大連から北京の高速鉄道、二等座席は266元になっている。これまでの動車二等座席より20元近く安くなった。
盤錦から営口までの高速鉄道は中国の「四縦四横」快速ネットワークにはいり、北京から瀋陽、更にはハルピン(大連)までの高速鉄道の重要部分を担う。西では既に開通している京哈鉄道盤錦北駅、途中では新しくつくられた盤錦駅を経由、東はハルピンから大連高速鉄道の下挟河線路まで。ハルピン大連高速鉄道と併せると、路線は全長90キロ。時速350キロまでだせて、初期運営の段階では時速300キロで走行することになっている。
盤錦から営口までの高速鉄道が開通される初期段階においては、動車車輌は11本。そのうち直行するものは6本になる。それぞれ、大連、大連北から北京へは4本、大連北から天津(西)へは1本、瀋陽北から北京駅へは1本。瀋陽(北)から盤錦へは3本、瀋陽北から錦州南へは1本、大連北から錦州南へは1本となっている。