中華料理の四大珍味

2013-09-13

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世界三大珍味といわれるのは、トリュフ、キャビア、フォアグラのことである。それでは、中華三大珍味といえば何だろう?一般的に言われているのは、燕の巣、フカヒレ、そして、干しあわびだろう。中国では、これらがメニューにある宴会こそランクが高い豪華なものと言える。今回紹介したいのはここにさらにもう一つのナマコを付け加えて四大珍味と言われるものだ。どれも高級食材というイメージが強いが、メニューには「時価」と表示されていることが多い。

1、ツバメの巣

ツバメの巣は世界中で高い人気を誇る食材となっており、スープの具やデザートの素材や飾り付けとして用いられている。元末明初頃にツバメの巣は中華圏の世界で知られるようになり、清代になるとふかひれや乾しあわびと並ぶ高級中華食材として珍重されるようになった。ツバメの巣が出る宴席は「燕菜席」と呼ばれ、満漢全席に次いで格式の高い宴席となっている。

独特のゼリー状の食感が特徴的である。タンパク質と多糖類が結合したムチンが主成分であり、タンパク質と共に、糖質の一種であるシアル酸を多く含んでいる。古くから美容と健康に良いとされている漢方食材であり、清の西太后も連日のように食したと伝えられている。

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