
1. 嫁いだ娘は春節初日に実家に帰ってはいけない
春節の初日に嫁いだ娘は実家に帰ってはいけない。これは実家が貧しくなることをさす。そのため多くの場合、二日目か三日目に帰るのがいいとされる。また初日は多くの人が正月の挨拶に訪れるため嫁として初日はその家にとどまり奉公するのがよいとされている。
2. 朝食におかゆ、肉類を取ってはいけない
昔の貧しい人々はいつもおかゆを食べていた。そのため春節の初日はおかゆを食べないほうがいいとされている。そこには一年間裕福でいられるようにとの願いがこめられている。また春節の初日の朝は万物の神々を招くため盛りだくさんの食事がよいとされている。そのため神々のために肉を残し、野菜を食べること。
3. 名前を使って人を起こしてはいけない
春節の初日に人の名前で起こしてはいけない。名前で起こすとその年一年間、さまざまなことに追われる日を送ってしまうためだ。
4. 寝ている人に正月の挨拶をしてはいけない

春節の初日に寝ている人に正月の挨拶をしてはいけない。もし挨拶してしまうと一年中病床に臥してしまうといわれている。
5. この時期に薬を飲んではいけない

春節の初日に薬を飲んではいけない。飲んだらその病気は治らないといわれている。この迷信でいまだに多くの重病患者がこの日だけは薬を飲まないという。
6. 刀とハサミを使ってはいけない

春節の初日に刀やハサミを使うとけんかが絶えないといわれている。
7. 針仕事をしてはいけない

春節の初日に針仕事をすると、龍のうろこに触れるようなものといわれている。つまり不吉であるということだ。また生まれてくる子供が将来針の眼のようになってうまれるともいわれている。
8. 斧で薪割りをしてはいけない

春節に斧で薪割りをやってはいけない。薪(柴)の発音が(财)に似ているため割ってしまってはお金が入ってこなくなるためだ。
9. 人からお金を借りてはいけない
春節に他人からお金を借りると一年にわたって人の助けが必要になるといわれている。また財産も一年中外へ流れていくという。
10. 家具(お皿やコップを含む)を壊してはいけない

家財道具を壊すことは一年を通じて不吉なことである。しかし子供などは遊び盛りで壊してしまうこともしばしば。そんな時使える言葉がある。“岁(碎)来(了)好,岁来好,岁岁平安”といえば逆によいことが訪れるという。
11. 昼に寝てはいけない
春節に昼間から寝るということは、これは一年を通じて怠け癖が着くといわれている。またこの日は多くの訪問客が来るのに寝ているのは大変失礼なことである。
12. 汚水やゴミを捨てたり、床を掃いたり掃除してはいけない
春節に掃除をしてはいけない。なぜなら家の中にある財の気までも払われてしまうからだ。春節に自分のポケットからものを取り出してはいけない。これは一年を通じて財産が他人にとられてしまうことを意味している。
13. ポケットからものを取り出してはいけない
春節に自分のポケットからものを取り出してはいけない。これは一年を通じて財産が他人にとられてしまうことを意味している。
14. 借金の返済を催促してはいけない
借金の返済の催促は非常に不吉である。一年を通じて運気が落ちるといわれている。
15. 洗濯をしてはいけない

水には水の神様がいる。水の神様の誕生日は実は春節の初日と二日目なのである。そのためこの二日間は選択をしてはいけないのである。
さあぜんぶで15つありましたが、どのくらい知っていましたか?多くは古くからの言い伝えですが、こんなにあるとは思ってもみませんでした。それではよいお年を。



