2014年、北京でイチョウ並木を見に出かけよう 潭柘寺

2014-09-24

今年もまた秋の季節がやってきた。街では黄色い葉が目立つようになって、私の心が少し揺れているようだ。そんなに長くない道をキミと歩いたイチョウ並木の思い出は未だに色褪せることはがない。北京で一番美しい季節は秋である。そこで今回は北京でイチョウ並木が見られる場所を今回はご紹介。

見頃:10月中旬から11月中旬

特徴:イチョウに歴史が感じられる潭柘寺は北京における最古の寺院である。北京が都市になる800年も前のことになる。西暦でいうと265-316年頃になり、西晋時代になる。当時は嘉福寺と呼ばれ、現在から計算すると1700年以上も歴史があることになり、実に日本であれば卑弥呼の時代のころからである。鄭启五の《品读潭柘寺》には“潭”は山の上にあった泉のことを指しており、“柘”とは寺の周りに茂るヤマグワの木を指している。そんな名前の由来からもこの地が水と木が豊かであったことがわかる。

名前の由来は柘であったが実は、それ以上にこのお寺で有名なのがイチョウの木なのである。寺院にある樹木は釣り合いが取れており、その中央にあるのがイチョウの木になる。このイチョウの木にはちゃんと名前がついており、一つを帝王樹、もう一つを配王樹という。これは清の時代、遊びに来ていた乾隆帝によって名付けられたものだ。

二つのイチョウはすでに千年を超える樹齢となっており、高くそびえ、気迫がある。高さは30メートル以上になるのだが、残念なことに二つともオスということで実をつけることはないそうだ。元々この木の間には仏堂があったそうだが、枝を更に伸ばせるように取り壊してしまったという。千年という途方もない歴史があるお寺とイチョウを是非とも見に行きたいところだ。

アクセス:地下鉄1号線の苹果园で下車後、931路に乗り換えて終点で下車後、すぐ。

チケット:55元住所:北京市門頭溝区潭柘寺鎮潭柘寺潭柘山下

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