官庁ダムは河北省張家口市と北京市延慶区の境目に位置している。1951年より工事が始まり、1954年5月に完成した。新中国成立後初となる巨大ダムであり、水流は河北省永定河からになり、ここ40年来、洪水の防止、灌漑、発電など多くの仕事をこなしてきた。
現在は主に工業用水として使用されているが、近くに康西高原もあり、渡り鳥も見られることから近年では観光地として注目を集めるようになった。近くには農村で採れた野菜を提供する宿泊施設(農家楽)が多くあり、その料理目当てに来る人も多い。また、自家用車で来れば、近くに八達嶺長城(7キロ)、龍慶峡(8キロ)などもあり、北京周辺でドライブするのにとってもいい場所となっている。
アクセス:
マイカー:馬甸橋から京藏高速(もともと八達嶺高速)に乗ってまっすぐ行く。高速を降りてある程度行くと官丁ダムに到着する。帰りは峡谷にある小道に沿って行くと沿河城するので、その後109国道に入って帰る。
列車:北京南駅から07:02発張家口行きの列車7115に乗ると10:11、官厅に到着する。



