なぜ 故宮で「怪奇現象」が頻発?

2015-10-12

これまで故宮にまつわる怪奇現象や心霊現象は、巷の話題に、そしてネット上のホラー小説の題材にと、様々な形で社会に広がり、紫禁城を恐怖の物語と神秘のベールで包み込んできた。こうした情況を受け、故宮博物院は8日、いわゆる「怪奇現象」はすべて作り話であるとする公式見解を初めて発表した。京華時報が報じた。

身の毛のよだつ恐怖の物語は、夜の紫禁城を舞台にしたものが多く、人の出入りの少ない故宮の非公開エリア、とりわけ「陰気」が重いと伝えられる西側エリアでストーリーが展開されることが多い。「風が吹き付ける暗い夜、古い屋敷の奥深く、どこからともなく奇妙な泣き声や歌が聞こえ、狐や恨みをもって死んでいった人々の亡霊が行き交う」。聞いているだけで恐怖に包まれるものだ。

これに対して故宮博物院は8日、いわゆる「怪奇現象」はまったくの作り話だとする公式見解を初めて発表、事実歪曲や様々な類推が飛び交うのは、人々がこのエリアに馴染みがないからだとした。先日西側エリアが開放され、非公開エリアが公共参観空間となったことで、こうした作り話は今後自滅していくだろう。

故宮の専門家は、歴代の「故宮人」が紫禁城で怪奇現象を見た、あるいは経験したということは一度たりともないと指摘する。広く伝わる物語は、人々がお茶や食後の寛ぎの時間に尾ひれをつけながら一つの楽しみとして作り出したものだという。10月10日から故宮博物院の公開エリアが拡大し、開院90年来公開したことがなかった多くのエリアが一般市民にお披露目され、非公開エリアから文物を陳列する公共空間に「変身」して来場者一人一人を出迎えることと、今後このエリアの神秘の「ベール」は解き放たれ、美しい展示品の数々や優美な庭園が姿を現し、真実の、そして独自の特色をもつ西側エリアが人々の目の前に広がることとなる。(編集IM)

「人民網日本語版」

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