山海関は河北省秦皇島市に位置し、市街地から北東へ15キロ行った場所にある。ここは万里の長城の最東端と呼ばれ、ここから西の果て敦煌まで続いている。現在残っているのは明の時代のもので、ここから眺める海は最高の景色である。一般開放されているのは約4キロで、城の高さは14m、幅は7mになり、河北省と遼寧省をまたいでいる。
もともと国の定める5A級の観光スポットであったが、ぼったくり事件が相次ぎ、国から取り消し処分にされてしまった。これは中国国内で初となっている。
ただし、入場できないというわけではない。ここには多くの見どころがあり、天下第一関とも呼ばれている。一般開放されている場所はすべて修繕が行われているため、安全には問題ないだろう。ここから眺める景色は最高で、山奥まで続く万里の長城と海が重なり、他の万里の長城にはない風景をかもし出している。
天下第一関チケット:50元
山海関箭楼チケット:40元、通しチケット110元(遊覧車を含む)
北京からのアクセス:北京から山海関までは列車がでており、約3時間、100元前後で到着する。ただし鈍行に乗ると6時間以上かかるので注意すること。
列車チケット:http://www.tieyou.com/daigou/beijing-shanhaiguan.html?utm_source==360
関連サイト:http://www.shg.com.cn/com.dongrensm.tourist/action/web/frontPage/product/IndexGet.action(中国語)