
柏林禅寺は中国の歴史ある禅寺で、北京から高速鉄道で約1時間半いった石家庄からさらに南の端に位置している。境内には河北省仏学院があり、河北禅学研究所もあり、現在は明海和尚が住職を務め、総勢160人が修行に努めている。また境内にある舎利塔は国の定める重点文物保護単位に指定されている。

柏林禅寺のはじまりは後漢の献帝建安年間(196 -220 )といわれ、古くは観音院と呼ばれた。南宋時代は永安院、金代は柏林禅院、元の時代から柏林禅寺と呼ばれるようになった。

長い歴史の中でここ柏林禅寺は衰退した時期もあったが、多くの高僧を輩出してきた。玄奘和尚は天竺に行く前にここを訪れ、《成実論》を学んだ。唐の末期には禅宗大師である趙州従諗和尚がここで40年という長い歳月、修行を行った。

金の時代になると律宗道場となり、5代50年にわたり戒律をひろめた。金王朝末期になると雲志宣和尚が住職となり禅がひろめられるようになった。明清時代になると中央朝廷の管理下におかれ、趙州地区の仏教事務機構が置かれた。

しかしここ数百年の戦乱により多くが略奪にあい、1988年に僧侶たちにより修繕されるまで荒れ果てていた。ただし舎利塔と20あまりある古い柏の木は依然として立派に立ち、古刹の雰囲気を現在まで漂わせている。

公式サイト:http://www.bailinsi.net/
アクセス:石家庄市内の南焦バスターミナルで柏林禅寺行きのバスに乗る。
チケット:身分証かパスポートにより無料で入場
開放時間: 8:00——16:00



