中国春節の風習 門神

2016-01-18

春節は中国人にとって、一番重要な祭りであり、そして様々な風俗もある。今回は門神についてご紹介。

「門神」とは、魔除けあるいは吉を招くものとして門に貼る福神の絵である。一般家庭では広く崇められており、春節には古い「門神」をはがして新しい「門神」を貼るのが習わしとなっている。

邪気を払い、家を守る「門神」の多くは、武器を手にして目を怒らした勇猛な武将、例えば鍾馗、魏征、張飛、関羽などである。鍾馗は鬼を捉えた英雄と言われている伝説上の人物であるが、他の3人は実在した歴史上の人物。しかし「門神」の絵の中の彼らはいずれも誇張してイメージされたものである。福を祈り吉を招く「門神」は、天官、文官状元、福禄寿三星、和合二仙、劉海などが多い。

「門神」は中国の一般庶民の文化の一つであり、生活に趣を添えている。また、災いがなく、一家平安で、福が訪れてほしいという人々の願いを表している。

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