中国仏教協会 広済寺

2016-03-18

広済寺、または弘慈広済寺とも呼ばれ、北京市の阜成門近くにある西四に位置している。北京に残る古刹のひとつで、中国仏教協会もここに設置されている。1983年、広済寺は国務院により漢民族の仏教全国重点寺院に認定された。

広済寺のはじまりは金代にまで遡る。当時の名前は西劉寺村と呼ばれ、明の時代に現在の名前に変えられた。明の万暦帝時代と清の康熙帝時代に拡張されたが、火災などで何回か修繕が行われた。新中国成立後は3度の修繕が行われ、現在でも当時と変らない古刹の風貌を現代に伝えている。

広済寺はちょうど北京市街地からほど近い場所にあり、北海公園や什刹海などからも非常に近い。中国仏教協会があるのでとても大きいのかとおもわれがちだが、大きさはそれほどでもない。30分もあれば十分参拝することができるだろう。

広済寺は歴代多くの高僧を輩出してきた。具体的には普慧、恒明、玉光、現明法師たちは特に中国仏教界に多大な貢献をしてきた。新中国成立後は円瑛、喜饶嘉措、巨赞、法尊、正果、明旸法師などが仏教の普及に貢献してきた。

今後、広済寺は中国仏教協会の所在地としてその地位はさらに重要視されてくるものと見られている。北京に駐在したり、長く滞在するのであれば是非訪れて参拝したいところだろう。

広済寺

住所:北京市西城区阜成門内大街25号

TEL:010-66173330

チケット:無料

アクセス:地下鉄4号線に乗って西四で下車後、すぐ。

公式サイト:http://www.chinabuddhism.com.cn/zdsy/1/2012-04-16/832.html

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