上海自然博物館

2016-04-11

2015年4月、北京西路の静安雕塑公園内に移転オープンした上海自然博物館。世界各地から集められた化石ほか1万1000点の展示物を陳列する。巨大な動く恐竜模型やデジタルスクリーンが並ぶ現代的な展示は、家族連れを中心にすでに大人気だ。そこで今回は、同博物館の見どころをフロア別に紹介!夏のお出かけに役立ててみて。

入場方法

建物入口の向かって右側がチケット売り場。購入後荷物検査のあるゲートを通過したら、展示エリア入口がある2階へ。その後は、鑑賞しながら下の階へ進もう。

注意!

夏休みシーズンの現在は平日も混雑するので、時間に余裕を持って。

2 階の展示エリアは、宇宙論の歴史や学説をデジタル画像や模型で紹介する「起源之謎」からスタート。続いて登場するのは、同館の目玉である1階と2階の2つのフロアを吹き抜けで使った「生命長河」エリアだ。恐竜から猿まで、時代も生息地も異なる様々な生き物の剥製、化石、模型が、川に見立てたスロープ状の通路の脇や頭上に所狭しと並ぶ。中でも地上の動物では史上最大級と推定されている草食恐竜「アルゼンチノサウルス」の模型は、首や口が動き地響きのような鳴き声を発するなど迫力満点だ。2階入り口近くには、レストランとミュージアムショップもあり。

注意!

「演化之道」ミニシアターの出口には、雲南省で発見されたカンブリア紀の化石「澄江動物群」が並ぶ。小さくて地味だが、中国ならではの希少品のためお見逃しなく。

食 事

地下1階の臨時展示エリアは通常時、休憩室として開放され軽食が買える

地下1階は、生物の進化を辿る「演化之道」エリアから始まる。見どころは、カンブリア紀の動物群をテーマにした360度スクリーンのミニシアター。海中で生き生きと動きまわる「アノマロカリス」や「ハルキゲニア」の映像がユニークだ。続く展示エリアには、シャベル状の下顎を持つ原始的なゾウの仲間「プラティベロドン」などの古生物から霊長類の化石、骨格標本が並び、進化の歴史を目で見て学ぶことができる。通路「未来之路」では、壁のパネルで世界の人口や絶滅種の動物について解説。地下中2階の「上海故事」エリアでは、上海の地理や生態系を紹介している。

公式サイト:http://www.snhm.org.cn/

「らくらくプレス」より

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