北京二鍋頭酒博物館

2016-04-13

北京二鍋頭酒博物館は北京の北、懐柔区懐柔鎮王化村に位置している。建築面積は3400平方メートルで、北京で最大の酒類博物館である。二鍋頭とは北京エリアでは非常に有名な白酒の種類で、北京に住む人で知らない人はいないといっていいだろう。

博物館は白酒の製造メーカーである紅星によって管理運営されており、白酒の製造過程や歴史、文化を知ることができる。もちろんできたての白酒も飲むことができる。

北京二鍋頭酒博物館は国の定める3Aクラスの観光地に指定されており、白酒の善し悪しもここで学ぶことが出来る。いわば白酒のソムリエといった感じだ。

ここの面白いエリアに飲みすぎ体験房(过量饮酒体验房)というエリアがあり、中に入ってみると斜めに傾いた地面や鏡があり、酔っていないにも関わらず酔っているかのような錯覚に陥る。長く中にいると効果的であるそうだ。

北京エリアでの白酒の歴史は元の時代にまで遡る。約800年の歴史があるそうだが、現在のようになったのは清の康熙帝の時代であった。その伝統の技工は国家非物質文化遺産に登録されており、庶民の懐に優しい二鍋頭は北京市民にこよなく愛されている。

正直、日本人にはアルコール度数が高すぎて、好きになる人は少ないが、飲みなれるとその香りがとてもいいことに気づかされる。北京に来たならば一度ぐらいは試してみたい。

住所: 懐柔区 紅星路1号

TEL: 010-85891876

チケット:無料

営業時間:9:00-18:00

関連サイト:http://www.dianping.com/shop/5298535

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