暑さと熱で車内のものが爆発を起こす危険性

2016-06-22

現在、多くの人が車内のフロントガラス前にフレグランスを好んで置いているが、ご存知だろうか?暑さが増し、太陽の陽射しが強まり、車内温度がある程度まで上昇した時、車内に置いてある香水が「時限爆弾」になる可能性があるということを。中央テレビニュースが伝えた。

一般的に正規品の香水は安全に使用できる温度を45度までとされており、ギラギラと照り付ける夏の太陽の下では車内温度が一気に50度にまで達し、香水の安全な使用に甚大な影響を及ぼす。また、香水の主成分は香料とアルコール、水分が含まれているが、そのうちアルコールの含有量は40%~80%にまで達する。もし香水の瓶が透明な凸型のような形をしているとすれば、日光を集めやすく、瓶内のアルコールに引火し爆発を起こしやすくなる。

このほか、密閉した車内空間ではフレグランスのアルコール度数があるので、容易に引火し爆発しやすくなる。後部座席に乗っていた男性がライターに火をつけようとしたところ、車に置いてあるフレグランスに引火、爆発を引き起こしたケースもある。

夏はどんなものを車内に置かない方がよい?

車内に置いてあるフレグランスのほか、使い捨てライター、ヘアスプレー、老眼鏡、電池等は高温になると爆発する可能性があるものは、車内に放置するのは好ましくない。

特に直射日光を受けるコンソール、後部座席やリアガラスの間のサイドラック上は要注意だ。

各種炭酸飲料、ヘアスプレーなど気体圧縮製品の中には大量の気体が充満しており、高温にさらされると膨張や変形するか、外的圧力を受け爆発する可能性がある。

バッテリーを長い間使用すると内部に気体が発生する。もし長時間高温の場所に放置すると、気体の膨張速度を速めてしまう。気体がバッテリーの特定部分に蓄積し、一定量に達すると膨張し爆発が生じる。車の持ち主はバッテリーや携帯電話、デジタルカメラなどを車内の直射日光を受ける場所に置かないように気を付けよう。

「人民網日本語版」

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