穏やかな都市・フフホト

2016-08-02

中国北部内蒙古自治区には49の民族が集まり住んでいます。内蒙古自治区の首府フフホト市では各民族が互いに支援し、共同に発展しています。

居住環境を改善するため、フフホト市は2003年から市の建築面積の3分の1を占める1400万平方メートルの古い建物を取り壊し、新しい家屋を建てました。

今年73歳の漢族の李桂英(女性)さんはフフホト市で、すでに50年間住み続けてきました。彼女はここの移り変わりをその目で見てきました。李さんは、「私は1957年に、主人と一緒に山西からここに来たのです。当時、ここには樹木のほか、家屋は見えませんでした。現在の建物はすべて、この20年間に建てられたものです」と話してくれました。

6年前、フフホト市では、高さ50メートル以上の建物は、30棟しかありませんでした。今日、すでに500棟を越え、市内の道路は平らで、広く、縦横に走っています。

李さんの子供は皆結婚し、お孫さんも仕事をしています。彼女と旦那さん2人は75平米の家に住み、年金があるので、生活に心配事はぜんぜんなく、毎晩、ご飯の後、団地の芝生で隣人たちと一緒に楽しく歌を歌ったりして、楽な生活を送っているということです。

市民の生活をより豊かにするため、市政府はこれまで、退職した労働者の年金を6回に渡って引き上げたほか、清掃労働者の給料を上げました。そして、住民の生活最低保障金、医療保険、失業保険など社会保障システムを整備しました。

フフホト市は多民族が居住している都市で、発展を図ると共に、地元政府は各民族の文化を保護してきました。ここ数年間、昭君博物館、大召寺、五塔寺、公主府などの名勝古跡を修繕したほか、イスラム民族と蒙古族の風格を持つ商店街を建築しました。

中国国際放送局より

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ