田中角栄元首相の息子・田中京さんが桂林で文化交流投資の視察

2016-09-06

日本の田中角栄元首相の息子の田中京さんが、9月1日から5日にかけて広西チワン族自治区桂林市を訪問し、文化交流投資の視察を行った。中国新聞網が伝えた。

田中さんと東京のNPO法人国際連心協会のメンバー5人は、桂林市の農業、医療、養老養生、観光等の分野を視察した。

9月3日夕方、田中さん一行は、交流活動のために桂林にある中日友好書道碑林博物館を訪問した。同博物館の館長である陳沛彬さんはその場で筆をとり作品を書き上げ、田中さんとNPO法人国際連心協会のメンバーに贈呈した。

陳館長は1985年に日本の有名な書道教育家の倉山雪州さんから招待を受けて、日本で初めて個展を開いたという。それ以来、陳さんはずっと中日友好のための文化交流に奔走している。1986年には中国で初となる中日友好碑林博物館を建設した。これまでに日本各地の多くの民間団体を招待している。

交流活動では、中国の有名な山水画家の李時斌さん(71)が筆をふるって、書道作品を書き上げ、自作の蔵頭詩の書道作品を田中さんに贈呈した。田中さんも陳館長と李さんに自身の著書である「我が父、田中角栄─男の中の男」を贈呈。田中さんは、桂林のような奥深い文化を持つ中国の都市と日本の先進的な技術を結びつけ、両国の国民に利益をもたらしたいと考えている。田中さんは父親の中国との友好交流を目指すという強い遺志を受け継ぎ、中日友好の貢献に努めている。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年9月6日

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