成都が北京や西安と並び「中国十大古都」に認定

2016-10-31

中国全国の古都研究者は25日、「中国古都学会・成都共通認識」を取りまとめた。これにより成都は中国「大古都」の仲間入りを果たした。西安晩報が伝えた。

秦朝以降、成都は、成家・蜀漢・成漢・前蜀・後蜀という5つの政権の都となった。中国古都学会会長は、「成都の地域・地理的環境や発展状況など各種要因を総合的に考慮した結果、今回の入選が決まった」と述べた。

新中国成立前、学会が公認した「四大古都」は、北京・西安・南京・洛陽だった。1960年代、浙江大学の著名教授である陳橋驛先生は、開封と杭州も大古都リストに組み入れるべきだと提案した。この提案は、学会から認められた。その後、復旦大学の著名教授・譚其驤先生は、「殷墟甲骨文の故郷であり、三国時代の魏の国都で鄴城があった安陽も『大古都』に入れるべきだ」と提案した。1988年、中国古都学会は審議の結果、「七大古都」を承認、安陽もその仲間入りを果たした。その後、鄭州や大同も次々と「大古都」に認定された。今回、成都が認定されたことで、中国国内には「十大古都」が存在することになった。

現在までに中国「十大古都」に認定されているのは、西安、洛陽、南京、北京、開封、杭州、安陽、鄭州、大同、成都。(編集KM)

「人民網日本語版」より

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