2016年11月07日、北京の清華大学キャンパスにある美しい景色。昨日は二十四節気における立冬であり、中国の名門学府、清華大学では秋風がキャンパスでそよそよと吹き、キャンパスが秋色に染まっていた。青い空には白雲が浮かび上がり、好天気に恵まれたこの日、清華大学は活力と優美に満ち溢れていた。

来源@视觉中国
清華大学は1911年の創立で、アメリカが返済した一部の“庚子賠款”によって建てられた学府である。北京西北部の郊外にあった清華園が校名の由来とのこと。初めは“清華学堂”と呼ばれ、清朝政府が創立したアメリカへ留学する人を育てる学校であったが、翌年になり“清華学校”に改名されることになった。改革開放以降は、相次いで理科や経済、管理、文系の学部が再び設立、あるいは新しく設立され、現在では大学院と継続教育学院が設立されている。

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清華大学は中国、ひいてはアジアの最も有名な高等学府の一つとして、百年以上にわたって、2名の共和国主席、7名の中国共産党中央政治局常務委員会委員、14名の両弾一星賞の受賞者、600名余りの有名学者を輩出した。また王国維、梁启超などの学者が以前にはこの大学で教鞭を執ったことがある。



