iPhone6の爆発事故、中国で多発 法律専門家はリコールを提案

2016-12-07

アップルiPhone4からiPhone7シリーズのユーザーが、中国には大量にいる。今年に入り、iPhone6シリーズが突然爆発するなどの問題が連続して起こっている。iPhoneは一体どうなっているのだろうか?中国中央テレビニュース(公式アカウント)が報じた。

浙江省に住む陳さん(女性)は、以前から忠実なアップルユーザーだ。2015年3月、彼女はiPhone6Plusを購入した。だが、今年8月31日、そのスマホが突然爆発した。陳さんは、当時を振り返り、「夫と外出するため車に乗り込み、スマホは足の近くに置いてあった。すると、『パン!』という音がして爆発した。とっさにスマホを車外に蹴り出したので、幸いにも、爆発による怪我や所持品の破損といった被害はなかった」と話した。

このような事故に遭遇したのは、陳さんだけではない。江蘇省の劉さん(女性)が購入したiPhone6plusは、正常な状態で充電していたときに、爆発が起こった。劉さんによると、その時は問題なく充電していたし、充電器は正規品だったが、スマホは突然爆発したという。

これら2台のスマホが発火・爆発した原因について、現時点では、権威ある第三者による見解は示されていない。だが、上海市消費者権益保護委員会の統計データによると、2016年9月1日から11月30日までの間に、計8人の消費者からクレームが上がった。このクレームの内容はいずれも、スマホを正常に使用している時、あるいは正常に充電している時に、スマホが自然発火して爆発したというものだ。

同委員会が間に入り、8人の消費者は全員、新しいスマホに買い替えたが、アップル側は自然発火の原因についてはノーコメントを続けていた。

突然爆発する以外に、iPhoneには、勝手に電源が切れるという問題も生じている。これらの問題に対応するため、アップルは製品のリコールを行うべきだと法律専門家は提案している。

専門家は、「実際のところ、iPhoneユーザーは製品購入と同時に、メーカーであるアップルと関連契約法にのっとった関係を結んでいる。iPhoneが自然発火・爆発する現象や勝手に電源が切れるという問題が生じた際には、アップルは各ユーザーの問題を解決する義務がある」と指摘した。(編集KM)

「人民網日本語版」

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ