四大仏教名山

2016-12-01

五台山

五台山は山西省五台県にあり、文殊菩薩の霊場、中国仏教第一の聖地とされています。最盛期には寺院など300宇余りありましたが、その殆どが廃れて現在は内寺39宇、外寺8宇のみ残っています。残された寺院は、修繕を重ねいっそう華美且つ雄大、荘厳になっています。その文化的遺産の豊富さは、世界でも稀に見ると言います。中でも最も有名なものは、顕通寺、塔院寺、文殊寺、殊像寺、羅睺寺の五大寺です。に指定されたをもっと見る。

普陀山

普陀山は世界で有名な観音道場、仏教聖地であり、宗教の活動は秦の時代にまで遡ります。唐の時代に至って、海のが盛んになるにつれて、普陀山は観音道場にされるようになりました。普陀山観音道場も速やかに漢伝仏教の中心になり、東南アジア、日本と韓国等の国に伝わりました。

紀元916年、日本の僧慧鍔は五台山から観音聖像を奉持し、帰国しようとしました。ところが、舟は蓮華洋に着く時、突然風波が起こり、舟が前進しようとしても、なかなか前進できませんでした。慧鍔は「観音様は東へ行こうとしたくない」と思い、普陀山の潮音洞に止まり、地元の住民--張氏の家に観音様を祭りました。その後、普陀山はだんだん専門に観音を供える道場となって、慧鍔も普陀山の開祖と成りました。これが「不肯去観音」(行かずの観音)の言われです。この住宅は観音院を建てたため、「不肯去観音院」と言われ、即ちこの道場の一番の寺院です。

峨眉山

1世紀から仏教施設の建設が始まり、約2000年に及ぶ仏教歴史は、峨眉山に数え切れないほどの豊富な文化遺産を残し、高僧、聖人を輩出させました。中国のみならず、世界中にその聖性が定着し広がりつつあるのです。最高峰万佛頂まで30余りの名刹(めいさつ)が続いていて、僧や尼300人余りが修業しています。中でも最も有名なのは、報国寺、伏虎寺、清音閣、仙峰寺、金頂華蔵寺、万年寺などです。

寺の中には、土製、木彫り、玉製、銅や鉄製、陶磁器製、脱活乾漆像(だっかつかんしつぞう)などの仏像が祀られ、全てが精妙を極めた造りで優れたものです。万年寺に安置されている「普賢菩薩騎象銅像」は最も有名で国家1級文化財です。峨眉山独自の仏教音楽、中国武術三大流派の一つである峨眉山武術などは、峨眉山に奥深く神秘な色彩を添えました。こうした多彩な仏教文化遺産は、まさに中華民族が誇る宝物なのです。

九華山

九華山は御影石でできていて、ほとんどは峰ですが、盆地、峡谷、渓流もあります。九華山の有名な峰は70あまりあり、千メートル以上のものは30あまりあります。最も高い十王峰は標高1342メートルです。山間にはたくさんの谷間や湖があり、景色がとてもきれいです。九華山はまるで天然的な山水画のようです。随所に見どころがあり、まさに、「九華十景」です。

唐から今日までに、九華山には自然的にできた僧侶の即身仏が15体あり、現在見物できるのは5体です。その中の仁慈法師の即身仏は世界で唯一の尼僧の即身仏です。即身仏はミイラと同じく、骸骨のようで、古来の金箔或いは漆が上塗りされ、保存されています。今日、九華山は国際的な重要な仏教道場になっています。

arachina.comより

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