劇場の文化

2017-06-04

梅蘭芳大劇院

京劇の名優・梅蘭芳にちなみ命名された「梅蘭芳大劇院」は西二環路の官園橋付近にある。劇場には1035席が設けられ、客席は3階に分かれており2階部分にVIP用の個室(5室)が設置されている。舞台は音響効果を考慮して設計され、京劇、話劇(新劇)、ミュージカル、バレエ、音楽コンサートなどを開くことができる。

<メモ>地下鉄2号線の車公荘駅で下車し、Bの出口から出る。電話番号:010-58331288

国家大劇院

中国国家大劇院の外観

中国国家大劇院のコンサートボール

タマゴの形をしたドーム型の中国国家大劇院は、北京のメーンストリート、長安街の中で非常に目立つ存在である。

長安街に国家大劇院を建てる構想は、1950年代に始まったが、資金難のため、2001年にやっと着工され、2007年に完成した。

フランスの建築家ポール・アンドリューがデザインした国家大劇院は、建物の屋根が半楕円形をなしており、柔らかな色調の、光沢のあるチタン合金で覆われている。メーンビルの周囲は3万5500平米の人工湖で囲まれており、大劇院はまるで、天から降りてきたタマゴが水面に浮んでいるように見える。

大劇院の中には、オぺラ劇場とコンサートホール、劇場がある。この三つは完全に独立し、空中回廊によってつながっていて、公演ホールから入る。公演ホールに行くには、長さ80メートルの水面下の通路を通らなければならない。

大劇院は2007年12月、こけら落としの公演が行なわれたのに続いて、100余日の「国際公演シーズン」が挙行された。観客は延べ約35万人。2008年4月15日から9月21日までは、第2シーズンの「オリンピック公演シーズン」が行なわれる。多くの国内外の団体による135の古典的な演目が299回にわたって公演される。

<メモ> ☆国家大劇院に行くには、路線バス1、4、5、10、20、22、37、47、52、726、728、802路に乗り、天安門西駅で下車。 ☆地下鉄で行くなら、1号線天安門西駅で下車し、Cの出口から出る。電話番号:010-51664511

梨園劇場

劇場の文化

「梨園劇場」は北京の前門飯店(ホテル)と北京京劇院が共同で開設している北京で初めての芸術ホールである。劇場の中には公演ホールがあり、内外でよく知られている北京京劇団が毎晩にここで公演を行い、俳優陣にも恵まれ、演目も多い。観客は軽食と中国の銘茶を味わいながら芸術家たちの演技を楽しむことができ、楽しみはきわまることがない。展示ホールと展示・即売ホールでは、観客は中国の京劇の略史、著名な京劇演技芸術家のスチール写真を見たり、京劇の特色を持つ衣装、くま取り、楽器の書画、AV製品を買ったりすることができる。さらに興味があるなら、京劇の衣装をまとい、くま取りを描いてもらい、記念写真をとることもできる。

所在地:北京市宣武区永安路通り175号

電話:010-63016688

長安大劇院

劇場の文化

長安大劇院は1937年、北京西単の繁華街に建設された。その後移転され、1996年9月27日、東長安街北側の光華長安大厦に再オープンした。同劇院は、古典民族建築の風格と現代科学技術が融合し一体となった国家級劇場で、座席数は計797席。長安大劇院では、中国の伝統芸術「京劇」が主に演じられるほか、それ以外の伝統演劇、芝居、舞台芸術などが上演されている。

劇院のロビーにはイタリア製天然大理石による象嵌細工が施され、2階の観客ロビーにはエスカレーターで直接行くことができる。また、館内には、中国画の画廊、民俗工芸品、アンティーク複製品などを販売する土産物ショップがある。

住所: 東城区建国門内大街7号

電話: 65101309 65101310

北京人民芸術劇院実験劇場

北京人民芸術劇院実験劇場は2003年3月に落成、運営を開始した。同劇場は首都劇場の3階にあり、総面積は約1200平方メートル、収容人数250~300人。中国初の小劇場新劇「絶対信号」はここで上演された。各種小規模公演や団体によるイベント開催のニーズを十分に満たしうる専門舞台公演設備およびその他一連の設備が整っている。

住所:東城区王府井大街22号首都劇場3階電話:65249847

「チャイナネット」「人民中国」「人民網日本語版」より

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