「北京倣膳飯荘」で皇帝気分になって宮廷料理を食べる~

2017-09-04

「北京倣膳飯荘」(中国語表記は「北京仿膳饭庄」)は北京有名の観光地ーー北海公園内にある伝統宮廷料理の店である。1925年、清朝の宮廷の台所「御膳房」で腕をふるっていたベテラン料理人たちが集まって店を開いたのが始まりだった。当時は茶館だったが、1956年正式に改名し、「倣膳飯荘」となった。

「倣膳飯荘」は北海公園にあるので、天気のいい日にはボートに乗りながら食事をすることも可能である。美しい風景を眺めながら食べる料理はいっそう美味しく感じること間違いなし。

「倣膳」には「御膳房」で作った料理の真似という意味がある。メニューは約800種類。多くの著名人が北京に来た際にここで接待されることも多い。日本の元首相である田中角栄もここを訪れて食事を楽しんだことがあるという。

また、今も「北京倣膳飯荘」に勤める多くの料理人はよく故宮博物院に訪れ、そこで保存されている膨大な資料から皇室の料理に関連する記録を探し出し、再現することに励んでいる。料理の一つ一つに由来があり、食べながら歴史についても学べる。有名な「満漢全席」というフルコースは、中国の満州族が得意としている焼く、炙るなどの調理法と、漢民族の繊細な調理法を合わせて作られている。見た目も味も最高級であること間違いなし。値段は高めだが試す価値は大いにある。

<INFO>

場所:北京市西城区文津街1号(北海公園内)

TEL:8610-51661925

ホームページ:http://www.qjd.cn/firstPage/loginFirm.do?firmId=151

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