「望海楼炎上」の物語が中国の中学校の歴史教科書に記録され、この歴史を見届ける建築顧みると、感嘆せざるを得ないと言える。このゴシック式建築は3回の損壊と修復を繰り返し、内部の見学ができず、外でその勇ましさを感じることしかできない。 「山」という字の形は素朴、レトロ的な雰囲気を発して、黄褐色の外壁、石とレンガの構造のこの教会は、依然、その厳粛、神秘な雰囲気を感じさせ、歳月のキズの記録を行い、その職能を果たしている。時間の流れと関わらず、この望海楼が獅子林大通に聳えることを望む方も多いと言われる。

＜INFO＞

住所：天津市河北区獅子林大通292号

開放時間：建物は危険とされ、立ち入り禁止、外での見学が可能

「天津旅行網日本語版」より