きれいな月を眺めながら家族と月餅を食べるのは中秋節の楽しみだ。月餅には多くの種類があり、選ぶのに迷うこともあるだろう。この中秋節には家族と一緒に月餅を手作りするのはどうだろう。手作りの楽しさを発見することは請け合いだ。
蘇州風月餅の作り方
原料:小麦粉、アヒルの卵の卵黄、小豆餡、砂糖水、灰汁、油、卵
作り方:
1. 砂糖水、灰汁、油、小麦粉を少しずつ混ぜ、捏ねる。小麦粉、砂糖水、灰汁、油の割合は順に5対4対1.4対1。
2. 捏ねた生地を同じ大きさの団子状に丸め、平たくする。
3. 小豆餡を小さな円盤状にし、アヒルの卵黄を包んで餡の団子にする。
4. 餡の団子を生地で包み、丸くする。
5. 木製の月餅型を用意し、小麦粉を少しふって、餡を包んだ生地を型に入れて押して成形し、型から取り出す。
6. 卵を使い、卵黄3個分に全卵1つの割合で混ぜた卵液を作る。
7. 刷毛で卵液を塗ってから月餅をオーブンに入れる。
8. オーブンの温度180℃で約20分焼く。途中で一度取り出して、もう一回卵液を塗る。
咸蛋黄冰皮月餅
1. 冰皮粉300グラム、咸蛋黄(塩漬けのアヒルの卵の卵黄)少し、小豆餡適量、水適量、型1つを用意する。
2. 冰皮粉を板の上にあける。
3. 真ん中に丸い輪を残し、水を加えながら冰皮粉を混ぜてゆく。
4. ヘラで冰皮粉を周りから真ん中に集めながら、もう片方の手で軽く捏ねる。
5. 生地をまとめ、小さく分けてのし棒でのし、小豆餡も分ける。
6. それぞれの生地の上に餡をのせ、包んで包み口をひねる。
7. 型の内側に油を塗り、餡を包んだ生地を入れ、押して成形して取り出す。焼かずにそのまま食べることができる。
様々な月餅のアイデア
1. 生地について。小麦粉と砂糖水を混ぜるのが最も一般的な月餅の皮の作り方で、月餅の保存期間が長いのが特徴だ。もし家で作るなら商店のように輸送時間などを気にしなくてよいため、様々な作り方を試すことができるだろう。例えば小麦粉に卵を入れ、さらにバターや砂糖、ジュース、野菜ジュースなどを入れれば、様々な色や味の月餅を楽しむことができる。しかし、こうした材料を混ぜた自家製月餅は長くは保存できないので、長くとも1週間以内には食べてしまわなければならない。
2. 餡について。スーパーで出来合いの小豆餡などを買うのが物足りなければ、家でいろいろ作るのも楽しい。ピーナッツやゴマなどを砕いて餡にしたり、芋を蒸してつぶした餡もよいだろう。
水晶乳香月餅
1、 ミルク味の餡はそれぞれ80グラムの80個に分ける。
2、 イチゴの餡はそれぞれ20グラムの80個に分ける。
3、 ピーナッツバターを1に入れてよく混ぜる。
4、 ミルク味の餡でイチゴの餡を包む。
5、 小麦粉はふるい、2回に分けて2によく混ぜ、生地を30分ねかせる。
作り方:
1、 月餅の皮と餡の割合は2対8.
2、 皮を薄い円盤状にし、餡を包み、型に入れ、手で押して成形して月餅の模様をはっきりと出し、型から外してオーブントレイに並べ、表面に水を吹くか刷毛で水を塗る。
3、 月餅は2回に分けて焼く。1回目は表面がわずかに黄色くなるまで焼いたら取り出し、卵黄液を塗り、2回目は月餅の表面が金色になるまで焼く。
4、 オーブンは上を220℃、下を180℃にする。
5、 外観は模様がはっきりして充実し、横の部分がわずかに出っ張り、上部が窪まず、割れ目や餡のもれなどがなく、餡が柔らかく、表面がつややかなものがよい。
鮮肉月餅
小麦粉500グラム、肉のそぼろ300グラム、白砂糖60グラム、麦芽糖15グラム、醤油20グラム、味の素10グラム、食用ラード210グラム、塩、料理酒、ごま油、しょうがみじん切りそれぞれ少々。
作り方:
1、 肉のそぼろに塩、砂糖、味の素、醤油、料理酒、ごま油、しょうがみじん切りを混ぜ、同じ方向に混ぜる。混ぜた後で水60グラムを入れ、水と肉が混ざって粘り気がでるまで混ぜる。冷蔵庫に置いておく。
2、 小麦粉300グラムと麦芽糖15グラム、食用ラード120グラム、砂糖45グラムを混ぜ、熱湯175グラムを加えて捏ねる。
3、 小麦粉200グラムに食用ラード90グラムを入れて捏ねる。
4、 3を2で包み、包んだ口を上にして平らにのばす。板に小麦粉をふり、生地を厚さ3センチの生地にのばす。
5、 生地を2つに切り、それぞれを長く丸めて、40個に分ける。
6、 分けた生地を平らにのばし、15グラムの肉の餡を包んで月餅にする。
7、 包んだ口を下にして平らな鍋に入れ、蓋をして両面を焼く。
3?5分焼いて両面が金色になったら、再び蓋をして弱火で月餅の縁が乳白色になるまで焼く。
鳳梨氷皮月餅
1、 アイシングシュガーと水をミキサーに入れ、シロップ状になるまで混ぜる。
2、 氷皮を1に入れて3分混ぜ、さらにバター入れてなめらかになるまで混ぜ、冷蔵庫に30分ねかせる。
3、 鳳梨の餡は300グラム用意。
4、 皮と餡の割合は3対7。
5、 成形した後、直接密封性の包装でくるむ。
6、 冷蔵保存する。
軟皮月餅
材料:
小麦粉、アヒルの卵の卵黄、小豆餡、砂糖水、灰汁、油、卵
作り方:
1、 砂糖水、灰汁、油、小麦粉を少しずつ混ぜ、捏ねる。小麦粉、砂糖水、灰汁、油の割合は順に5対4対1.4対1。
2、 捏ねた生地を様々な大きさの団子状に丸め、平たくする。
3、 小豆餡を小さな円盤状にし、アヒルの卵黄を包んで餡の団子にする。
4、 餡の団子を生地で包み、丸くする。
5、 木製の月餅型を用意し、小麦粉を少しふって、餡を包んだ生地を型に入れて押して成形し、型から取り出す。
6、 卵を使い、卵黄3個分に全卵1つの割合で混ぜた卵液を作る。
7、 刷毛で卵液を塗ってから月餅をオーブンに入れる。
8、 オーブンの温度180℃で約20分焼く。途中で一度取り出して、もう一回卵液を塗る。
これが軟皮月餅の作り方だが、次の点に気をつける必要がある。
1、 小麦粉の割合はそれぞれの家庭で使う材料に基づいて適宜調整する。
2、 餡内のアヒルの卵は生の卵黄が好ましい。焼くときに卵黄の油が月餅の内部に広がって美味しい。
3、 月餅を型から出す時には力を均等にかけ、何度も押してはいけない。型の中にふる粉は多すぎないように。
4、 焼く時間は月餅の大きさに基づいて決める。焦げないように時々オーブンを開けて確認する。
5、 焼いた月餅をより美味しくするために、生地を捏ねるときにバターを少し入れるとよい。多すぎないように注意する。