中国時代劇『瓔珞<エイラク>』の舞台となる御花園&頤和園

2019-09-09

昨年、中国で大きな話題となった人気時代劇『「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(原題:延禧攻略)」(全70話)』は今年2月18日から日本でも放送され始めました。

今回はこの人気ドラマの舞台となる北京の人気観光地「故宮」を、ドラマのストーリと関わる部分を比べながら紹介したいと思います。もうドラマを見たという方も、まだ見ていない方も、きっと故宮での観光をよりよく楽しめるに間違いなし!

この前はすでにドラマのメイン舞台である延禧宮養心殿&長春宮雍和宮&乾清宮を紹介しましたが、今回は引き続きドラマに関わるほかの宮殿も見てみましょう。

御花園

ドラマ『延禧攻略』の中では、魏瓔珞と乾隆帝はこの御花園で初めて出会いました。魏瓔珞はここにある木を蹴っている姿をちょうど乾隆帝に目撃されてしまいましたが、上手く言い訳をして誤魔化しました。このことで魏瓔珞の賢さは乾隆帝に深く印象付けられました。

御花園は紫禁城の中軸線の北側に位置し、皇帝と妃たちの遊び場として使われていました。御花園は対称に建てられていますが、味気ない気がまったくしません。老木やカラフルな石畳、咲き乱れる花々が美しい景色を作り出しています。ここを歩いたら、ついドラマの中に入ってしまったような気分になってしまうでしょう。

頤和園

乾隆帝の時代、皇室園林は御花園だけではありませんでした。乾隆帝が皇帝になるまでに、北京の西郊には既に四つの皇室園林が建設されました。その後、皇太后を記念するため、乾隆帝はその四つのうちから颐和園を選んで増築し、清漪園と名付けました。

頤和園は万寿山と昆明湖に分かれており、政務や居住用の建物は少なく、主に休憩や避暑に使用されていました。そのため、乾隆帝がここを訪れる際は大体日帰りでした。頤和園は何回も壊され、今の規模も建設当時には及ばないですが、尚その美しさは一見する価値があります。

文・北京旅行網

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