2020年8月4日、中医薬の老舗「北京同仁堂」は薬用植物を加えたコーヒーを打ち出し、その健康的なコンセプトは若者に人気を呼んでいる。

店の1階に足を踏み入れれば、その内装はすっかり新しくなった。昔の同仁堂は古式ゆかしく中薬館だったが、現在の朝陽区にあるこのゼロ号店はより現代的なレジャー空間で、若い活気に満ち溢れている。店内には昔の料理を作る厨房、お茶エリア、ベーキングワークショップ、コーヒーエリア、ワインエリア及び面会、閲覧あるいはぼんやりできる多機能エリアがある。

お客様に提供する製品も特色に富んでいる。例えば、コーヒーの中には薬用植物が加えられた。お茶はグリーンな有機茶葉で、ベーキングワークショップのデザートは原材料でもベンキングの方法でも天然的なものである。現在、同仁堂のカフェの数は北京でわずか二つある。その公式な名前は「知嘛健康」で、「北京同仁堂」の新たな小売ビジネスモデルである。