周口店遺跡は北京の西南約50キロの房山区に位置し、山の起伏に富んだ太行山脈を背にしています。ここは自然資源が豊富で気候も温暖で快適です。そこは50万年前の北京原人、10万~ 20万年前の新洞人、1万~ 3万年前の頂洞人が暮らした所です。周口店遺跡では1927年に大規模な発掘が行われて以来、様々な時期の様々な化石や文化財埋蔵地27か所が発見され、40余りの「北京人」を代表する化石遺骨、10数万点の石器、200種近くの動物化石、火を使った大量の遺跡などが発掘されました。それで世界有名な人類化石の宝庫と古人類学、考古学、古生物学、地層学、年代学、環境学及びカルスト学など多くの学科の総合研究基地にもなります。
周口店遺跡には遺跡区と博物館という2つの部分があり、常時公開されています。遺跡地には猿人洞、新洞、山頂洞などの化石場所が多いです。博物館は7つの展示室を含み、大量の貴重な文化遺物、動物化石、石器を保管しており、絵と文を合わせた形式で観客に周口店遺跡の歴史的な価値と文化的な意義を説明しています。館内には3次元アニメーション、模擬発掘、手作り、骨針磨制、模型の組み立てなどの特色ある科学のインタラクティブなプロジェクトがあります。
住所:北京市房山区周口店大街1号
アクセス: 832番/917番/張坊支線/616番バスで38番バスに乗り換えます
チケット代:遺跡区30元/人;博物館の入場料は30元/人