北京四合院式のスポット:斉白石故居記念館

2021-09-02

斉白石故居記念館は、北京市東城区雨児胡同13号院に位置し、清代中期に建てられた四合院の建物で、北京市東城区文物保護単位に指定されています。1955年周恩来総理が特別管轄していた国家文化部は斉白石故居記念館を購入し白石老人に贈りました。斉白石は晩年にここで多くの重要な作品を制作し、芸術的にも最後の栄光の時期を迎えました。

斉白石が逝去した後、13号院は北京画院の画家のための創造的な場所として使用されました。2011年、北京市委員会と北京市政府の強力な支援を受けて、北京画院はこの建物を修復し、白石老人の晩年の生活環境と創作環境を復元しました。

斉白石の絵画

斉白石は、20世紀の中国美術史上最も独創的な巨匠の一人であり、国内はもとより海外からも高く評価されております。彼が描かれた草虫魚蝦、花鳥人物、そして山川風景はすべて素晴らしく、趣致に富んています。彼は90年以上のキャリアの中で何万点もの作品を残しています。

四合院

正門に入ると、湖石築山があり、単植の黄金色の泰山竹が添えられており、竹影が青石を映し出していて、なかなか趣があります。左手の2番目の扉から足を踏み入れ、正院を見渡すと、標準的な四合院が目に見えました。庭は北を背して南向きで、南、北、西、東に3つの部屋があり、いずれも切妻造の合瓦屋根で、龍脊家屋が乗っています。北房には東西にそれぞれ3つの耳房があり、南房の西は3つの順山倒座房につながっています。廊下に向かう途中、梁と柱の間の雀替や逆にかけた楣子は古色蒼然としていて、各部屋の墀頭には普通の四合院では珍しい精巧な彫刻が施されたレンガが見られます。

塑像

庭にある斉白石像が最も目を引きます。この像は彫刻家の呉為山の作品で、鋳銅工芸を採用し、身長約2メートルの白石老人は、片手に杖を持ち、もう片方の手を胸に当てています。肯定的な顔で、寥寥たるスケッチだけ、形と精神を揃っています。この作品は中国の筆と墨の強い精神を含んでおり、彼の「写意彫刻」の代表作です。

電話:010-64040179

旅行に最適な時期:一年中

所要時間:2時間

住所:北京市東城区雨児胡同13号院【劉一都 訳】

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