現存する中国最大の宿駅――鶏鳴古城

2021-07-02

2021年6月21日、河北省懐来県北西部の鶏鳴山のふもとにある鶏鳴古城(中国語表記:鸡鸣驿城)。

鶏鳴古城は800年近くの歴史を持つ中国古代の宿駅であります。鶏鳴古城は元の時代に建て始め、明の永楽18年(西暦1420年)に京師北路の最大の宿駅になりました。

古城は明・清の時代に北京から北西への重要な通過点でありました。1913年、当時の北京政府が「宿駅を撤去し、郵便局を開設する」と発表して初めて、この昔の宿駅が撤去されました。

2001年に、鶏鳴古城は第5回全国重点文化保護単位にランキングされました。また、2003年と2005年に世界文化遺産財団によって危機にある遺産リストに2回も登録されました。

鶏鳴古城の地域保護修復プロジェクトは2009年に開始され、2016年初頭に完了しました。修復によって、古城の昔の様子は基本的に再現されています。

文・北京旅行網

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