地下鉄で巡る旅:北京地下鉄6号線沿線を散策!

2021-07-18

北京東西を結ぶ「北京地下鉄6号線」は、石景山区の金安橋駅から通州区の潞城駅までを走る北京地下鉄の地下鉄路線であります。北京地下鉄6号線は、北京地下鉄で初めて架空電車線方式を採用した路線であり、他の路線に比べると、最高速度が時速100キロであり、地下鉄路線としては北京市内で一番速いです。

北京地下鉄6号線の概況

沿線の駅(西から東へ):金安橋駅(S1線に乗り換え)―苹果園駅―楊荘駅―西黄村駅―廖公荘駅―田村駅―海淀五路居駅―慈寿寺駅(10号線に乗り換え)―花園橋駅―白石橋南駅(9号線に乗り換え)―二里溝駅―車公荘西駅―車公荘駅(2号線に乗り換え)―平安里駅(4号線に乗り換え)―北海北駅―南鑼鼓巷駅(8号線に乗り換え)―東四駅(5号線に乗り換え)―朝陽門駅(2号線に乗り換え)―東大橋駅―呼家楼駅(10号線に乗り換え)―金台路駅((14号線に乗り換え))―十里堡駅―青年路駅―トウレン坡駅(中国語表記:褡裢坡)―黄渠駅―常営駅―草房駅―物資学院路駅―通州北関駅―通運門駅―北運河西駅―北運河東駅―郝家府駅―東夏園駅―潞城駅

1. 北海公園

「冬の宮」と知られる北海公園は、北京の紫禁城の北西部にある公立公園であり、かつては皇室庭園でした。この庭園は、最初に建てられたのが11世紀であり、中国の庭園の中で最大の規模を誇り、歴史的に重要な宮殿と寺院などの建築物が数多くあります。

1925年から公園として一般公開されています。また、北端でシーチャー海とつながっています。北海公園の面積は 69 ムーを超え、園区全体の半分以上が湖で覆われています。現在の公園は湖(北海)と仏教寺院のある島(瓊華島)、南岸の団城、北岸の庭園を中心とする建物群からなっています。北海公園は荘厳な皇居と宗教建築を完璧に融合しています。

入場料: ピーク シーズン (4月―10月): 10 RMB;コンボチケット:20元 オフシーズン (11 月―3 月): 5 RMB;コンボチケット: 15 RMB

電話番号:010-64031102

営業時間:

4月~10月:6:30~21:00(最終入場:20:30)

11月~3月:6:30~20:00(最終入場:19:30)

住所: 北京市西城区文津街1号  

アクセス:

地下鉄での場合: 地下鉄 6 号線に乗り、北海北駅で下車し、B 出口に出て東に 5 分歩くと、公園の北門があります。

バスでの場合: 5、101、103、109、124、128 番バスに乗り、北海駅で下車します。 3、4、13、42、107、111、118、612番バスに乗り、北海北門駅(北海公園の北門)で下車します。

予約: ウィチャットでの公式アカウントを通して事前にチケットを予約する必要があり、現地ではチケットは販売されていません。

2. 恭王府

北京西城区の前海西街にある恭王府は、中国において現存する王府の中では、最も保存状態の良い清時代の王府であります。また全国重点文化財保護部門として、中国の王府文化の代表的存在になっています。恭王府について、「月牙川が竜のように敷地内を巡り、遠くに見える西山はうずくまる虎の如し」という描写が史書にあり、その場所が風水においては絶好の位置にあるということを意味しています。

王府の敷地面積は約3.1万平方メートルで、中、東、西という三列の建物に分けられ、正確な中軸線で貫かれ、たくさんの四合院からなっています。邸宅は広いだけでなく、厳格な基準の下で、建築されています。また、建物のデザインと瓦の色も異なっている。恭王府の中、東、西の三列にはそれぞれ三つの中庭があり、奥のほうにある二つの中庭が観光の主なエリアになっています。

入場料:40元

電話番号:010-83288149

営業時間:8:30 - 17:00 (最終入場:16:10) 火曜日―日曜日 (祝日、月曜日定休)

住所: 北京市西城区前海西街17号

アクセス:

地下鉄での場合: 地下鉄 6 号線に乗り、北海北駅で下車し、B 出口に出て北に約5分間歩きます。

バスでの場合: 3、4、13、42、107、111、118、612番バスに乗り、北海北門駅で下車します。

3.郭沫若記念館

郭沫若記念館は北京什刹海風景観光区の内前海西畔にあり、南は北海公園静心斎、北京の「胡同めぐり」「王府めぐり」などの観光ルートの出発地として知られています。垂花門内にある郭沫若氏の書斎、寝室、居間、奥さんの於立群氏の事務室は、全て在世の時の様子が保留されています。郭沫若は1963年から1978年の死去までここで15年住んでいました。東西両側と後ろ側の部屋は陳列室となり、「郭沫若の文学世界」、「郭沫若と中国史学」と「郭沫若の人生の歩み」という三つの部分からなっています。20世紀の中国文化名人である郭氏の理想的な追求や学問を探究した道、または彼の個人生活を紹介しています。郭沫若記念館は宋慶齢旧居、魯迅博物館、茅盾旧居、老舎記念館、梅蘭芳記念館などの名人博物館と共に、北京の有名人の故居観光シリーズを構成しています。

入場料:20元

電話番号:010-66125392

営業時間:9:00~16:30 火曜日―日曜日(月曜日定休) 休館:12月25日~翌年旧正月の4日

住所:北京市西城区前海西街18号

アクセス:

地下鉄での場合:地下鉄6号線に乗り、北海北駅で下車します。

バスでの場合: 3、4、13、42、107、111、118、612番のバスに乗り、北海北門駅に降ります。

4.蓮花市場

蓮花市場(中国語表記:荷花市场)は、北海公園北門の向かいにあり、后海湖畔に広がる商店街であります。蓮花市場は清朝から始まり、民国時代でも繫栄していました。当時、蓮の花の開花時期(旧暦の 5 月から8月)には、多くの人たちはここに集まり、手作りのデザートやスナックを売ったり、蓮の種を買い入れたりしました。そのため、蓮花市場という名前が付けられました。

北洋政府が覆された後、蓮花市場がだんだん衰えていきました。1990 年に再開されました。現在、蓮花市場は后海に向かう2 階建ての中華風の建築物で構成されています。蓮花市場にたくさんの地元の料理店とパブが集まり、昔ながらの北京の味や西洋料理を楽しめます。

入場料:無料

営業時間:終日

住所: 北京市西城区地安門大街51号

アクセス:

地下鉄での場合: 地下鉄6号線に乗り、北海北駅で下車します。

バスでの場合: 3、4、13、42、107、111、118、612番のバスに乗り、北海北門駅に降ります。

文・北京旅行網

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