中国伝統文化の拠点:中国国家典籍博物館

2021-02-23

中国国家典籍博物館は中国国家図書館の所蔵する中国典籍を展示する国家レベルの博物館であり、中国の典籍ひいては中国文化を広めることを宗旨としています。2014年に中国国家図書館創設105周年とあわせてプレオープンした中国国家典籍博物館は、中国国家図書館の南区を改修して建設されたものです。

中国国家典籍博物館は収集、展示、研究、保護、公共教育、文化の伝承、文化レジャーなどの機能を統合した総合博物館であり、中国の典籍の収集センター、典籍文化の展示センター、研究センター、世界典籍文化の交流センター、文化教育基地、公共文化レジャーセンターでもあります。将来的には、博物館と図書館サービスの包括的な統合が実現され、重要な青少年教育拠点と伝統文化の普及基地にもなります。

中国国家典籍博物館の最初の展示“国家図書館館蔵精品大展”では、金石拓本、敦煌遺書、善本古籍、古地図、名家手稿、欧米言語貴重書、清代の建築家である雷氏の設計図、中国少数民族の古籍や中国古代典籍の略史など9つで構成され、800余点が展示されるとのことです。

中国国家典籍博物館は北京市海淀区中関村南大街に位置します。建築面積が11549平方メートルを占めている博物館は10の展示ホールがあり、市民や観光客により広い見学スペース、レジャー施設とよりよい博物館見学体験を提供しています。

営業時間:午前09:00—12:00;午後13:00—16:00(毎週の月曜日は休館いたします)

住所:北京市海淀区中関村南大街33号

アクセス:地下鉄4番線あるいは9番線国家図書館駅;バス86、92、320、332、481、563、653、658、695、特19、特4、夜8、運通105、運通106番線国家図書館バス停。

文・北京旅行網

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