雲居寺は、北京の南西郊外の房山区にある白帯山（石経山とも呼ばれる）の南西麓に位置します。雲居寺、石経山チベット蔵経洞、唐遼塔群からなり、中国仏教の宝であります。中国の貴重な文化遺産である仏の経典「房山石経」があることで世界的に有名です。雲居寺は仏教の経典が集まる場所で、「三絶」と呼ばれる石の経典、紙の経典、木版の経典が集まっています。

雲居寺は隋末から唐代初期に建てられた寺院で、当初は「智泉寺」と呼ばれていましたが、「雲居寺」と改称されました。春の末は、雲居寺で静かな古寺風景を楽しむ良い季節になります。石彫りの文化も花も楽しめる良い行き先です。

雲居寺は春が最も美しい季節です。清朝の嘉慶帝は雲居寺を二度訪れ、「西域花宮」という詩句を書きました。3月のモクレン、4月のアンズの花、桜、牡丹、5月のプロテア・キナロイデスなどの花で古い寺が引き立って見えます。

春の雲州寺では、最も美しいのは桜だと言えるでしょう。次々と咲いて、春風に吹かれ、美しく見えます。風に花びらをなびかせて、舞い散っています。

今は雲居寺の桜が満開の時期で、古い建物と桜の花が、絵のように華やかです。雲居寺で春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。

桜の木の下を歩くと、足元が柔らかく、香りがまだ散っていないのです。桜は美しいですが、咲き始めるから散るまで、わずか10日ほどの短い期間です。「桜の花の落ちるスピード、秒速スピード5センチメートル」、来場者は思わずこの美しい花が散る瞬間を撮影しています。

春の雲居寺は「桃源郷」のように美しいです。4月に入ると、杏、桜、柳、木蓮、迎春花などが咲き乱れます。雲中寺で春の風景と出会いましょう。

住所：北京市房山区雲居寺路大石窩鎮水頭村

アクセス：天橋または六里橋でバス836番に乗り、良郷西門駅で12番または31番に乗り換え、雲居寺まで着きます。