名作映画の風景を探す―ロケ地巡り!

2021-02-24

春節連休中、中国映画の興行収入は80億元を突破しました。『你好,李焕英』という映画が人気になるにつれ、多くの人がロケ地である勝利化学工場に訪問しました。

近年、映画のロケ地巡りが流行っています。北京でおすすめの映画のロケ地はどこでしょうか。本日はいくつかの名映画のロケ地をご紹介いたします。

爨底下村―『ウォーロード/男たちの誓い』

映画『ウォーロード』の集落と義兄弟の契りを結んだロケ地は、いずれも北京の門頭溝にある爨底下村です。

爨底下村は明時代に建てられた古い村落で、400年の歴史を持っています。村の中には今でも明清時代に建てられた四合院の民家がたくさん残っています。

村落は山間にあり、その中を散歩してみれば、民家、コケ、石板、古い木、木門が互いに映え、どこから撮ってもポストカードのような写真が撮れます。

反対側の坂に登れば、村全体の景色が見えます。都市の喧騒から離れ、静かな時間を過ごすことができます。

住所:北京市門頭溝区斎堂鎮爨底下村

梅蘭芳記念館―『さらば、わが愛/覇王別姫』

 梅蘭芳記念館は『さらば、わが愛』の中で非常に重要な撮影地です。段小楼の家と程蝶衣が小四に罰を与えたところです。

梅蘭芳記念館はかつて慶王府の一部でした。この典型的な二重四合院に入ると、まず目に入ったのは青いレンガと灰瓦の壁です。壁の前には漢白玉の梅蘭芳の半身像があります。庭には柿の木が二本あり、「事事平安」という願いが込められています。

庭全体が広くて明るいです。そのまま保留された部屋のほか、梅氏の芸術生涯を紹介する特別展示室となった部屋もいくつかあります。

観光客がそれほど多くないので、ゆっくりと観光できますよ。

住所:北京市西城区護国寺大街9号

古北水镇―『Hidden Man /邪不压正』

映画『邪不圧正』には、北京の特色を表したシーンがたくさん登場しました。そのロケ地であったのは北京密雲の古北水鎮です。

古北水鎮には明清時代と民国風の建築が43万平方メートルあり、歴史の雰囲気も非常に濃厚です。古鎮の中に分布している英華書院、楊無敵祠、震遠鏢局、司馬小焼、八旗会館などは北国辺境の町の歴史を我々に見せています。

古北水鎮では、遊覧船に乗ったり、石橋を渡ったりして、くねくねと曲がりくねった水路の中で岸の風景を眺めることができます。まるで江南の水郷にいるような気がします。

古北水鎮の雰囲気ピークに達するのは夜です。岸辺の灯火は夜空を色だった星と遠くから互いに映え、司馬台万里の長城は高くそびえ立ち、歴史だけではなくロマンチックな雰囲気も感じます。

住所:北京市密雲区古北口鎮司馬台村

人定湖公園―『甲方乙方/The Dream Factory』

映画『甲方乙方』で青年がお姫様とデートした場所は、北京二環にある人定湖公園です。

この公園にはバビロンの空中庭園、イスラム庭園、ヴェルサイユ庭園、イタリアなど、様々な庭園があります。

公園の真ん中に人定湖があります。その中を歩くと、新鮮な空気を吸いながら静かな時間をまんきつすることができます。そのほか、ここには噴水池、彫刻、廊下も配置られているので、公園の隅々に独特な欧風の雰囲気が感じられます。

天気の良い午後ここを散歩し、ゆっくりとここの景色を楽しみましょう。

住所:北京市西城区安德路六铺炕15号

故宮―『ラストエンペラー/末代皇帝』

『ラストエンペラー』は故宮で世界初のロケーションを行われたことが公開前から大きな話題を呼びました。

故宮または紫禁城は、誰でも知っている中国の名所です。故宮は世界で現存する最大の王宮群で、明清両時代にわたり皇帝の皇宮でした。総敷地面積は72万平方メートルで、全部で宮室9999間半があります。赤と金色の煉瓦や、高くそびえている殿宇など、その中を歩くと至るところ皇室の威厳と神聖さが感じられます。

600年の歳月が経っても、軒角にある神獣はそのまま正座し、静かに時間の流転と歳月の交替を見守っています。この映画の製作者は生命の果てまで、紫禁城で撮影した時間を懐かしんでいたそうです。 故宮の魅力は数え切れない人々を感服させたにちがいありません。 住所:北京市東城区景山前街4号 【文/怡格格 訳/李翊菡(実習)】

北京旅游网翻译

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