【北京周辺】天津市のおすすめスポット:天津古文化街観光エリア

2021-06-03

古文化街は天津の「発祥地」にあります。后天宮を中心に、南は水閣通り、北は通北路、東は張自忠路、西は東馬路。全長687メートルのこの文化街は、清代の民間の建築様式を模した商店街です。街区の配置、建築のスタイルはもとの古文化の街の構成を維持し、店舗は清代の「小さい、便利、実用的」という理念を継承しました。大都市の真っ直ぐな大通りではなく、自然にくねくねとしてる道は古めかしい雰囲気に満ちています。

天津の東は渤海、后ろは北京。昔から交通の中枢として人の往来が絶えませんでした。后天宮は水運が著しく発展した時代に、海神を祭るために構築した廟堂です。中国では后天宮のような西向けの廟堂は珍しいです。

その后、この街はどんどん発展し、やがて宮前市場となりました。泥人張、楊柳青年画、古画、文房四宝店、切り紙、凧、刺繍及び各種類の津門グルメが集まり、にぎやかな街となりました。現在、天津は高層ビルが林立する都市に変身しても、ここでは明清の雰囲気が残されています。建築の様式や店舗の装飾な、販売されている商品も「明清スタイル」です。

1.天后宮

天后宮はここで最も重要な建物です。1326年に建てらたこの廟堂は、福建省の林黙娘という女性が村人を海難から守ったという伝説に由来しています。その伝説の影響で媽祖(まそ)文化が古代中国で盛んになり、沿海地方の人民の信仰となりました。北地方の人は媽祖のことを「娘娘」と呼んでいます。娘娘の誕生日や春節になると、多くの人がここへ参拝にきます。

2.通慶里

通慶里では1913年に建てられた中西折衷の建築群であり、住宅として用いられます。昔、通慶里は銀号(昔の銀行)として使われ、その後住宅となりました。修繕される前には72の家族が在住していました。路地の入口にある過巷楼路の上に、蝶の形をした透かし彫りの木彫りがはめ込まれています。「蝶」は「福」が飛来するという意味であり、透かし彫りは「順調」という意味があります。合わせて「通達吉慶」となり、頭と尾の二文字を取り、「通慶里」という名付けられました。

2003年の天津海河総合開発及び古文化街の改造工事において、天津不動産総社は通慶里の一部の壁に浮き彫りを六枚追加しました。それぞれ東側の「黄大門」と「潞河督運図」、西側の「文明娶親(結婚披露宴のマナー)」、「天津衛洒落写真」、「竹馬」と「竜舟」です。全部生き生きとしていて面白いです。昔天津の結婚披露宴などの民俗を再現しました。

3.玉皇閣

この道教建築は、天津市内に唯一残された明代建築です。明代宣徳年間(1427年)に建てられ、清代に修繕されました。

現在、主要部分である玉皇閣などしか残されていません。横幅5間、奥行き4間、二階建ての建物は緑色の瑠璃瓦に覆われています。二階の回廊で景色を眺めることができます。

4.玉皇大帝

この銅製の鋳像は天津市街区に現存する最も古い木造の高層建築です。昔、人々が重陽節に高いところに登る習俗がありました。

5.天演広場

ここにある銅像は、近代中国で有名な維新運動の提唱者である翻訳家の厳復さんです。彼は進化論を武器に、人々に「自彊保種」を提唱し、危機に陥った民族を救おうとしました。毛沢東主席から「中国共産党が誕生する前に欧米に真理を求めた代表人物」と評されました。

厳復さんは天津で「国聞報」を創設しました。かつて厳復さんの在住した古文化街の大獅子胡同はすでに消滅しました。旧居から改造された天演広場には厳復銅像と天演論石刻が置かれています。

6.泥人張

天津泥人張は天津の重要な民俗文化の一つです。創始者の張明山さんは子供の時から泥人形の芸を身につけました。彼は茶屋で芝居を鑑賞する時も袖の中で泥人を作っていたそうです。芝居が終わったら、素敵な泥人も完成しました。生き生きとした泥人は人気を博しました。今は泥人張が日常生活を創作の主旨とし、有名人の泥人形を作っています。市井に生まれた泥人張は庶民に親しみながら、オシャレな作品で生命力を維持しています。

7.楊柳青年画

楊柳青年画は明代崇禎年間に生まれ、宋と元の絵画の伝統を継承し、明代の木刻版画、工芸美術、演劇舞台の形式を参考にし、木版印刷と手作りの色絵を融合させた方法で生き生きとした作品を作り上げます。すでに「第一陣国家無形文化遺産」に入選しました。

8.聯升斎

古文化街には聯昇斎という刺繍のお店があります。百年以上の歴史を持つ老舗は、清末から刺繍の輿や花嫁の服飾などの商品で有名です。清朝末期、婦人刺繍工科の総教習を担当していた蘇繍の名手である沈寿さんが天津に来て塾を開設しました。そのおかげで、天津では多くの蘇繍の名手が現れました。1893年に、ある服屋が開業しました。この店はまさに「聯昇斎」です。聯升斎の刺繍は蘇州刺繍に由来しています。

9.特色ある体験

本場の茶湯を飲んだり、熟梨糕餅を食べたり、吹糖画を見たり、漫才を聞いたりして、民俗博物館で天津の伝統文化を体験しましょう。

1キロしかない通りですが、古い天津衛の雰囲気を味わうことができます。この通りで天津を満喫しましょう。

北京旅游网翻译

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