【国際博物館の日】北京の博物館巡り!

2021-05-18

毎年5月18日は「国際博物館の日」です。国際博物館の日は、博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発ことを目的として、国際博物館会議(ICOM)が1977年に制定した記念日であります。

1977年、モスクワで開催された国際博物館会議の第11回大会で、国際博物館の日を設ける決議が採択されました。5月18日は、この第11回大会が開幕した日(1977年の5月18日)に因んでいます。

ここで言う博物館(ミュージアム)とは、博物館のほか美術館・科学館・動植物園・水族館等も含むものであります。年ごとに世界共通のテーマが定められます。2021年のテーマは「博物館の未来:再生と新たな発想(The Future of Museums: Recover and Reimagine)」であります。また、毎年この活動に賛同する世界中の博物館では、無料開館、記念品の贈呈、講演会など様々な記念行事が行われます。

中国の歴史は北京なしには語れません。北京は中国の政治の中心地として7世紀にわたって盛え、故宮や万里の長城など世界遺産や歴史遺産が星の数ほど存在するほか、その歴史文化を伝えてくれる博物館や美術館も多数あります。実はデーターによると、北京は2015年までに、博物館だけで計172館あり、世界でロンドンに次ぐ博物館数を誇る文化芸術都市なのです。

北京の博物館・美術館は行ったことはありますか?本日は北京の中でおすすめの博物館・美術館を厳選してご紹介させていただきます。北京旅行の参考にしていただければ幸いです。

故宮博物院

故宮博物院とは、つまり北京の天安門広場の北に位置する紫禁城のこと。この博物館の面積はなんと72万5千平方メートルと、東京ドーム15個分という圧倒的な規模を誇っています。1987年、世界的にも貴重な博物館である故宮はユネスコの世界遺産に登録されました。

館内は石器時代から現代まで幅広い時代の文物を網羅しているので、すべてを見ようとすると半日から一日かかります。また、映画『ラストエンペラー』の舞台ともなりました。北京を代表する観光スポットとして、年間1000万人以上もの観光客がここを訪れています。

入場料:60元(珍宝館と鐘表館は別に買う必要があり、それぞれ10元かかります。公式サイトやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-85007938;010-85007063

住所:北京市東城区景山前街4号

中国国家博物館

約20万平方メートルもの面積を持っている中国国家博物館は世界最大規模の総合博物館とされています。この博物館は2003年以前は同一建物に「中国歴史博物館」と「中国革命博物館」という別の博物館が設置されていたが、2003年に合併して国家博物館と改編されました。博物館は歴史と芸術をメーンテーマにし、中華民族の歴史と輝かしい文化を全面的に示しています。

文物中国史のコーナー(中国歴史博物館の後継)は、中国の古代から近代に至る文物資料を展示しており、館蔵の文物の合計は62万件にのぼります。そのうち、最も貴重な文物には、殷代の現存する最大の青銅器・司母戊鼎、漢代の金縷玉衣、東呉の青瓷羊、唐三彩、戦国時代の陶質雕塑などがあり、中国の歴史教科書に掲載されているような文物を常に見ることができます。

近代中国のコーナー(中国革命博物館の後継)は1840年から1950年にかけての中国近代革命の資料を収蔵・展示しており、アヘン戦争と列強の侵入・変法自強運動・辛亥革命・軍閥政治・満州事変・日中戦争・国共内戦など中国の近代史や革命史を中心とした展示を行っています。

この博物館に行けば中国の歴史が何でも学べてしまうと言っても過言ではありません。また観客は北京のみならず中国各地や海外からも訪れており、日本、イタリア、ギリシア、エジプトなどの博物館から貸し出される各国の国宝級文物の特別展も常に開催されます。ちなみに、今年中国国家博物館の「国際博物館の日」のテーマは「文明の源を探し、中国の物語を語る」となっています。

入場料:無料(公式サイトやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-65116400

住所:北京市東城区東長安街16号

今日美術館

今日美術館は2006年10月にオープンした北京で初の私営美術館であります。屋根に座っている人型のオブジェが目印です。そして、美術館の隣にはギャラリーも併設されています。

中国のモダンアートを見ることができるこの美術館は三つの展示ゾーンからなっています。1号展示ゾーンの中には本や関連芸術品、飲み物が経営されているので、一休みにもなりそうです。また、館内は展覧会がしばしば開催されて、親切な解説係も見えます。最近高人気を博した「江戸時代浮世絵原版珍蔵展」はここで開催されていました。

美術館は周りに地下鉄の駅がないので、交通がすこし不便で、マイカーによる観光でない方なら、地下鉄から降りてからシェア自転車を利用してください。

入場料:各展覧会によって入場料が異なります。美団アプリやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。

電話:010-58760600

住所:北京市朝陽区百子湾路32号

中国美術館

中国美術館(NAMOC)はアンティークなロフト風の建物と黄色い釉薬のかかった瓦屋根が特徴です。大理石の外壁の上に、紫禁城と同じ黄色の瓦屋根を戴く、折衷的な意匠をもっています。「中国芸術の殿堂」と呼ばれているこの美術館はその名前だけでも重要性が一目瞭然です。

1958年に建てられた中国国内で最も権威ある美術館の一つでもあり、遠くから見ても重厚な歴史感が感じられ、絵画と建築の両方を楽しむことができます。21の展示ホール、総計6,600平方メートルの展示面積、古代から現代まで、中国から海外まで、ここは中国画、油絵、版画、彫刻、デッサン、撮影、グワッシュ、凧、陶芸、刺繍など11万点以上の芸術作品が展示されています。 また、館内は主に近現代の美術の展覧会が行われます。中国人美術家の展覧会のみならず、海外団体の協賛による外国の著名作家の展覧会もしばしば行われます。

入場料:無料(公式サイトやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-64006306

住所:北京市東城区五四街1号

北京自然博物館

北京自然博物館は、子供から大人まで楽しめる博物館として人気です。この博物館は総面積が2万4000平方メートル、展示室が8000平方メートルあり、中国でも最大級の自然博物館であります。収蔵品数は約20万点あり、そのうち2割が常設展示されているということです。2万4000平方メートルという規模の中に、収蔵品数が約20万点あり、自然博物館の中では中国国内でもっとの多いです。

展示物は大きく分けて古生物、植物、動物、人類の4つに分けられており、恐竜の骨格標本を展示する「恐竜世界」と「水生生物館」などがあります。数多くの動植物の標本や魚介類の生体が収蔵されているが、人類のコーナーでは人体の実物標本が展示されています。子供が楽しく学べそうなものがほとんど展示されているような感じです。

入場料:無料(公式サイトやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-67031637;010-67027702

住所:北京市東城区天橋南大街126号

首都博物館

首都博物館の総面積は20万平方メートルで、地上5階、地下2階建てです。1980年代の北京十大建築、中国国家一級博物館に指定されされました。年間で500万人以上が来館しています。

館内の展示は、首都博物館の長年のコレクションと北京で発掘された文物を基礎素材とし、北京の歴史、文物、考古学などの関連分野の最新の研究成果を吸収し、国内外の博物館の成功体験を活かして、北京ならではの現代的な展示を形成しています。

北京の歴史、民俗、文化にゆかりのある品を多数展示するほか、磁器や美術品についても部門別に展示されています。人々の生活や文化に基づいた芸術品に興味のある方にっとては外せないスポットです。

入場料:無料(ヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-63370491

住所:北京市西城区復興門外大街16号

北京民俗博物館

 中国国家重点文物保護単位である北京東岳廟内に位置する北京民俗博物館(北京東岳廟管理処)は、北京で唯一の国営民俗博物館であります。当館は端午の節句、中秋節、重陽の節句などの伝統的な祭りには、カラフルな民俗イベントが開催されます。現在、北京民俗博物館は次第に、首都の市民や各地からの訪問者に北京の伝統的な民俗文化を紹介する重要な窓口となってきました。

入場料:10元(美団アプリやヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。国際博物館の日は無料となります。)

電話:010-65510151

住所:北京市朝陽区朝陽門外大街141号

中国鉄道博物館

中国鉄道博物館は中国北京市朝陽区に位置する、中国最大級の鉄道に関する博物館であります。博物館は敷地面積が15万7334平方メートルと、アジアで最大級の鉄道博物館でもあります。鉄道好きにはたまらない博物館ではないでしょうか。

館内には中国で1949年以降に運用された蒸気機関車や客車など多数を展示しています。電気機関車・ディーゼル機関車・蒸気機関・旧南満州鉄道などなど、歴史ある鉄道が60台ほどあります。また中国産の鉄道に限らず、日本を含めその他の国で作られた車両も展示されています。

入場料:無料(ヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-64381317;010-64381517

住所:北京市朝陽区酒仙橋北路1号院の北側

中国映画博物館

中国映画博物館は世界で最大の国家映画専門博物館として、中国映画誕生100周年を記念するランドマーク的な建物です。敷地面積52ムー、建築面積約38,000平方メートルの中国映画博物館は中国映画の発展を展示し、映画技術を公開し、映画文化を広め、学術研究と交流を行う芸術センターです。

中国映画博物館は、21の展示ホールと外部の公開活動・展示エリアを持ち、展示面積は約13,000平方メートルです。1階には「光と影 奮闘する新時代」という大規模なテーマ展示があり、新中国建国70年間の中国映画の長い歴史と新時代の輝かしい成果を余すところなく紹介しています。2階から4階には、過去1世紀にわたる中国映画の発展を紹介する「歴史の世紀、輝きの世紀」という展示があり、さまざまな時代や段階における映画の発展や、大多数の映画人の重要な芸術的業績を展示し、映画制作の謎を解き明かしています。また、館内には1,000人以上を同時に収容できる巨大スクリーンホールを含む6つのシネマホールを備えています。

入場料:無料(ヴィーチャット公式アカウントで事前予約が必要となります。)

電話:010-8435858;010-51654567

住所:北京市朝陽区南影路9号

北京天文館

敷地面積が20000平方メートル、建築面積が26000平方メートルである北京天文館は1957年にオープンした中国唯一の大型専門天文館です。また、アジア初の大型天文館でもあります。

天文館にはAとBの2つの館があり、合計4つの科学劇場があります。A館の天象ホールには中国本土で最も大きな天象ホールであり、内部設備は世界トップレベルにあります。その中で、蔡司九型光学式プラネタリウムと世界で最も解像度の高いデジタルプラネタリウム投影機は、観客に地球上で肉眼で見える9000個以上の恒星をリアルに映し出すことができます。

B館には宇宙劇場、4D劇場、3D劇場の三つの科学知識普及劇場があります。それ以外に、B館には天文展示ホール、太陽観測所、一般向けの天文台、天文教室などの教育施設も設置されています。そのうち、半径18メートルの宇宙劇場は、標準的な半球型全周囲ディスプレイを有し、同時に壮大な立体的スクリーン効果を200名の来場者に示すことができます。

電話:010-68312517;010-68352453

住所:北京市西城区西直門外大街138号

交通が便利で、少しの移動で博物館や美術館などをめぐることができる北京は、歴史、文化そしてアート好きにとっていい目的地だといえるでしょう。

文・北京旅行網

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