北京市朝陽区無形遺産保護伝承センターがオープン

2021-06-29

北京市朝陽区無形文化遺産保護伝承センターが昨日、正式に対外開放されました。今後、同センターは週6日に市民に見学を開放し、平日に授業交流、団体接待を行い、朝陽区の無形遺産保護伝承、ネット有名人のカード発行、レジャー娯楽に最適な場所の構築を目指す計画です。北京日報が報じました。

朝陽区無形文化遺産保護伝承センターは朝陽区豆各荘地区に位置し、昨年8月から改装改造を開始しました。面積は約2000平方メートル、室内は地上2階、地下1階の3階建てです。センターの所蔵品は1万点余りで、国家級無形文化財10点、市級文化財20点、区級文化財97点が含まれており、展示品1000点余り、無形文化遺産70点余り、代表的伝承者の成果が館内で展示されています。同センターは周辺の蕭太後河展示館、豆各荘郷情博物館、耕頭地区文化センター、焦化廠文化園区、錦龍文化創意園などの文化場所と博物群落を構成し、新しい文化景観を形成しています。  

中心に入ると、空にぶら下がった「非亭」が目を引きます。波しぶきに支えられ、銀色の翼を持つ木製のあずまやで、中央には歴史ある二門獅子が置かれており、これも非遺保護伝承センターのシンボル的なデザインとなっています。センター内部には錦繍人間、万鏡の屋など10の展陳ユニットが設置されており、朝陽区の特色ある日壇の典儀の調度、朝陽評劇団などの内容が含まれているほか、フランスの仮面、アフリカの楽器、ミャンマーの人形など外国のコレクションも収納されており、国境を問わない文化の包容理念を浮き彫りにしています。センターはまた、国立博物館と協力して画集「望重桑梓」を編集し、所蔵されているすべての作品を記録しています。  

同日、同センターでは一風変わった開幕イベントが開催され、朝陽区の代表的なプロジェクト70件余りが展示に参加しました。【範夢琴 訳】

北京旅游网翻译

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