中国、健康コードの全国相互認証を実現

2021-03-29

3月23日開かれた記者会見で、中国国家衛生健康委員会計画発展・情報化司の毛群安司長によると、現在、中国国内で健康コードの全国相互認証に向けた「ワンコードアクセス」の普及を基本的に実現し、これからPCR検査やワクチン接種、中・高リスク地域の滞在歴などの情報も自動的に健康コードに組み込まれる見通しです。北京日報が報じました。

新型コロナウイルス感染症予防・抑制対策において、人員の移動情報の把握、生産・業務・学校・市場の再開のために、健康コードの運用は重要な役割を果たします。毛群安司長によると、中国国家健康衛生委員会はベーシックデータの共有を通じて、国務院弁公庁電子政務室などの部門と連携し、健康コードの管理とサービス提供に関する制度を定め、健康コードの申請と発行についてのルールを明確にし、既存の様々な健康コードを規範化させ、全省(区、市)範囲で健康コードの統一化を推進し、全国範囲で健康コードの全国相互認証に向けた「ワンコードアクセス」の普及を基本的に実現しました。

健康コードの申請・取得・使用に便宜を図るために、国家健康衛生委員会は次のように明確に定めました。全国一体化の政務サービスプラットフォームから発行された「異常なし」健康コード、または各地の「グリーン健康コード」の提示により、訪問先の健康コードを申請・取得・提示する必要がなくなり、交通機関、住宅団地、駅、空港、港口、ターミナル、フェリー、一般公開の埠頭、病院、公園などにアクセスできます。

また、健康コードの高齢者、未成年者などの方への普及を後押しするために、各地は健康コードの代行申請、個人の健康コードで他人の健康状態を証明する機能を充実させ、同行する家族や友達のスマホで健康コードを取得できるようにさせ、スマホを使いこなせない方の外出を支援します。また、紙の「グリーン健康コード」または「異常なし」の提示により、通行できます。

そのほか、本人の許可を得て、身分証明書の入力などの方式で、従業員はスマホに慣れていない方の代わりに、健康コードをチェックすることができます。さらに制度が整った地域やところでは、スマホを使わない高齢者などの方のために、「健康コード」なしでも行き来できる専用ルートを設けます。

健康コードの情報安全管理を強化し、データ漏洩を断固として防止します。毛群安司長は次のように述べました。中国国家健康衛生委員会は健康コードの安全管理をさらに改善させ、健康コードの統一管理と均一標準を確保するとともに、技術を活用し、本人が自ら入力せずに、PCR検査、ワクチン接種と中・高リスク地域の滞在歴などの情報が自動的に健康コードに記入されるよう推進してきます。【呉歆沁(実習) 訳】

北京旅游网翻译

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