北京の酒文化を体験!紅星源昇号博物館へ

2020-10-20

源昇号酒坊の旧跡に建てられている紅星源昇号博物館は大柵欄糧食店街四十号に位置し、賑やかな前門大街にある。ここは、中国初の「二鍋頭酒」(コーリャンを原料とする北京特産の焼酎)の発祥地であり、北京二鍋頭酒の発祥地でもある。博物館は、昔の酒屋、源昇号の遺跡、紅星の企業文化の展示、北京の酒の文化の展示を通じ、観光客に二鍋頭の歴史、醸造方法及び紅星の企業文化の魅力を伝える。

清朝の康熙19年(西暦1680年)、「源昇号」酒坊の醸造技術者である趙存仁、趙存礼、趙存義の3人の兄弟は何度もの技術的テストを経て、2番目のポットの水で蒸した酒だけが味が一番であると一致した。そこで、3人の兄弟は独自の醸造レシピを開発し、1番目と3番目のポットの酒を捨てて、最も純粋で最もおいしい2番目のポットの酒のみを販売していた。まろやかで味わいも甘いため、「二鍋頭」はそれ以来北京で有名になっている。当時、庶民から皇室まで源昇号の酒が一番まろやかであることを知っていた。その醸造方法から「二鍋頭」と呼ぶことになった。

現在の源昇号博物館は今でも明の時期の建築様式を保持している。紅星は2009年に明・清時期の源昇号の「前は店、後ろは醸造所」というレイアウトを復元し、2013年にさらに博物館を拡張させて整備した。また、館内は観光客に商品エリアを開設し、観光に訪れてきた人々に様々な二鍋頭記念品を提供している。観光客も館内の写真、テキスト、ビデオ、オーディオなどを通じて中国の白酒の種類、栄養成分および醸造プロセスを理解できる。源昇号も毎日多くの中国人や外国人観光客を魅了している。ここに訪れてきた観光客は常にお土産として北京二鍋頭を数本購入する。これも北京の酒の文化を広めているでしょう。中国老字号(老舗)としての源昇号が昔からの北京文化に対する永遠の貢献ともいえる。

開館して以来、当博物館は毎年何百万人もの来場者を迎えている。源昇号は、紅星というブランドのプロモーションの重要な窓口であるだけでなく、北京市の人的文化の代表的な部分でもある。

住所:北京市西城区前門大街99号

文・北京旅行網

モデルコース
人気おすすめ