オリンピック森林公園南園の「桃源郷」で一緒に桃の花を見に行こう!

2021-03-29

春が静かに訪れ、北京では1年で最も待ち遠しい時期が到来し、第一波の春の花が咲き乱れています。どこにでもある山桃の花、あでやかな木蓮、咲き始めた桜、そして黄金色の黄梅とレンギョウが、北京の春の花の第一波の主役となっています。

頤和園昆明湖西堤の「紅堤緑柳美如画(美しい風景が絵のごとく)」や、北京植物園桜桃溝の「山桃花渓」、玉淵潭の満開の桜をご存知のかもしれませんが、奥森南園で満開の桃の花はあまり知らないかもしれません。

「奥森」はオリンピック森林公園の略称で、国家5A級の景勝地であるオリンピック公園の一部です。オリンピック公園内にある鳥巣やウォーターキューブなどの大型スポーツ施設を除けば、北京市民にとって、特に周辺地域に住む人々に最も人気があるのは、オリンピック森林公園です。

奥森の面積は普通の広さではなく、南園と北園に分かれ、生態回廊が五環路を横切って、南北の2つの園を一つに結んでいます。

奥森は四季が美しく、3つの季節には花が咲いています。この北京城の最初の春の花が咲く季節に、奥森も見逃せないのですよ。

奥森の南北両園には桃の森が広がっていますが、今日は南園にある桃の花をご紹介します。

ここには一面の桃の林もあれば、一本や二本の桃の木もあり、それぞれの美しさがあります。

奥森の南東門から入り、メインの道路に沿って歩いていくと、道路の左側に植えた木の中には桃の森が隠れています。中に入ると、桃の花がちょうど咲いており、周りを見ると、目に及ぶところはすべてピンク色の花です。まるで「花の海」に身を置くようです。さらに目を引くのは、ある角度からオリンピック塔を完全に撮影できることです。

桃の林の中には、2本の木蓮が咲いており、そのうちの一本は幹が枯れていますが、その上に新しい枝が生えており、新しい枝から艶やかな花が咲いています。

さらに進むと、ある橋が見えます。そして、橋の両端には満開の桃の花があります。橋から西を見ると、ピンク色の桃の花が、川の両岸の緑の木々や、青い空、白い雲とほぼ一直線に並んでいます。時折、川にはカヌーの姿も見られ、平日なら訪れる人も比較的少ないから、「桃源郷」そのものです。

時間に余裕があれば、橋を渡った後、健身歩道に沿って進むと、桃の花も時々見えます。桃の木のほとんどが水辺に生えており、緑の柳と仲間になっているようです。様々な形をした古代の橋とともに美しい風景を成しています。奥に行けば行くほど静かになり、人も少なくなります。ほとんどの人はプロのカメラを持った写真愛好家か、スポーツをしている人です。

花見をした後、疲れを感じるかもしれませんが、この時に一番近い道が、公園の南門または南東門から帰るという道です。本来なら繰り返しルートを取ることは勧められませんが、この帰り道に見る価値があります。来る時に急いで見る風景を、もう一回見るにはまた違った印象を受けるかもしれませんよ。

景色の美しさを自分で感じましょう。人も物も、好きという感情が一番ですね。

観光ポイント:奥森南園の南東門は南園南門の東側にあり、南門から出て東に歩くと着きます。南門から公園に入る場合は、入園後に右折し、健身歩道に沿って、桃の花を見ることができ、橋を渡った後にもっと桃の花を楽しむことができます。【図文/張暁芳 訳/蔡欣怡(実習)】

北京旅游网翻译

モデルコース
人気おすすめ