「燕京八景」の一つが最も美しい季節を迎えた、乾隆帝もお気に入ったよ!

2021-03-16

「燕京八景」別名「燕台八景」とは、燕京(北京の雅称)昔の八つの景観です。 太液秋風、寒島春陰、金台夕照、薊門煙樹、西山晴雪、玉泉趵突、盧溝暁月、居庸薊翠のことを指します。

「燕京八景」の中で、言葉を見ただけで春の気配が感じられるのは、「瓊島春陰」です。当時乾隆帝が揮毫を残し、何度も称賛したこの観光地は北海公園にあります。

乾隆帝のお気に入りである「瓊島春陰」の最もよい季節は春です。山桃の花はすべ咲き乱れて心が打たれます。

公園の南門から入ると、元の時代に建てられた永安橋を渡って、鳥居を通って瓊華島に着きます。島にあるチベット式の白い塔は非常に有名であり、春の雰囲気に満ちています。白い塔に桃の花…詩的に美しい景色が人々を魅了しています。

乾隆帝がここで『瓊島春陰』という詩を残しました。

春の瓊島に訪ね、白塔の下で花の香りを嗅いながら、この詩を詠めば、乾隆帝の心境がわかるかもしれません。

昨日花見に来た写真愛好家たちの中で、プロの方がたくさんいました。黒い背景板を真ん中に置け、多くの観光客と写真愛好家が切磋琢磨し、山桃の純粋な美しさをレンズに収めました。

ちなみに、西天梵境の蝋梅と黄梅も咲いています。

たくさんの人にとって、北海公園は子供時代の思い出の場所です。のどかで明るい春の日がうらうらと照らすと、みんないつも「一緒に舟を漕ごう」という歌を思い出します。あの懐かしいメロディーはいつも心の中で響いています。

現在、遊覧船はすでに「整列」して出港を待っています。優しい春の風に吹かれ、小舟に乗ってゆっくりと白い塔の前を渡って、春の景色と快適な時間を満喫する…もうすぐできるでしょう。

北海公園には多くの観光スポットがあります。「瓊島春陰」の他に、湖に映された塔の影やレトロな建物など、明清時代の「壮大な美」を感じることができます。

五龍亭は明万暦三十年(1602年)に建てられ、竜沢亭、湧瑞亭、浮翠亭、澄祥亭、滋香亭という五つの亭の総称です。かつて両陛下と近臣が釣りをしたり、月を見たりした場所ですが、今は観光客の休憩所となっています。

九龍壁は乾隆二十一年(1756年)に建てられました。両側にそれぞれ大きな蟠龍が9匹刻まれているので、「九龍壁」と名付けられました。中国には古代の九龍壁が三つありますが、北海公園だけは二面壁です。わが国の瑠璃建築芸術の美しさを表しています。

智珠殿は乾隆十六年(1751年)に建てられました。半月城城台の上にあり、中軸対称、配置が独特です。殿内は文殊菩薩を祭っています。

先蚕壇は清乾隆七年(1742年)に建てられました。「北京九壇」の一つであり、「蚕神」を祭った場所の中でわりとよく保存されたほうです。

小西天は清乾隆三十三年(西暦1768年)に建てられました。清乾隆帝が母の孝聖皇太后の誕生日を祝うために建てたのです。

また、今年新たに追加された3つの文化空間、画舫斎、観古楼、濠濮間も人気を集めています。

両会の間、公園の新聞欄の前に、たくさんの観光客が足を止めて新聞を読んでいるのも新しい「景色」となっています。

北海公園の文創店もおすすめです。多種多様な「ロイヤルプレゼント」が販売されているので、女性のみなさんはぜひ見逃さないでください!

住所:北京市西城区文津街1号

アクセス:地下鉄6番線北海北駅(D口)より徒歩610メートル。【李翊菡(実習) 訳】

北京旅游网翻译

モデルコース
人気おすすめ