七月と言えば、ピンク色と緑に溢れる季節ですが、紫色とロマンスに染まる季節でもあります。ラベンダーを楽しめたかったら、遠いファランドールに行く必要がありません。北海道にも伊犁にも行く必要もありません。北京でもラベンダーの海があります。そこでも紫色の夢が見えるだろう。

ブルースラベンダー荘園

ブルースラベンダー荘園（別名：紫香漫境ラベンダー荘園）は北京市朝陽区金盖郷楼梓庄に位置しています。ここはアジア最大のハーブ園で、独特な飲食、温泉、DIY体験、祝賀会などのサービスを提供する総合的な観光スポットです。この荘園は本当に見渡す限りの紫を見せてくれますが、中国では最高のロマンチックな田園と言われています。「愛のエデンの園」とも呼ばれています。

ここはテーマ別で10箇所以上の景観があります。ラベンダーの季節になると、見渡す限りの紫色の海になります。その美しい場所は最高のウエディング写真のロケ地ですから、花見に来た君は恋人同士の幸せな瞬間を立ち合うことができるかもしれません。

ラベンダーの海に噴水、花と草の匂い、ブルースラベンダー荘園はヨーロッパ風の田園景色を完璧に再現してくれました。

住所：北京市朝陽区金盖郷楼梓庄村馬家村

紫谷エデンの園

紫谷エデンの園に行ったら、モネの庭にいる気がするという噂があります。この紫谷エデンの園は永定河の隣、古代の長い堤防に隣接しています。北京市内までただ20キロの道のりです。

紫谷エデンの園の七月はラベンダーが咲きこぼれるシーズンです。遠いところには、風車がラベンダーの海に呑まれています。百花園に木製の水車と噴水があります。まるで宮崎駿のアニメの世界の景色です。

住所：北京市丰台区永定河堤防農場路９号

ファランドールラベンダー荘園

怀柔区にあるファランドールラベンダー荘園は北京市内からおよそ60キロメートルの道のりです。その距離は近くも遠くもありません。

広い面積で広い紫色の花海があります。観光客は花海に入れ、より短い距離でラベンダーの美しいさを感じられます。

写真を撮るための綺麗なロケ地です。子供たちはラベンダーの花海で走り回ったり叫んだりするのが好きです。それは自分の天性を解放する行為だろう。 北京のラベンダー荘園にある本物のラベンダーが少ないですが、多く栽培されるのはバーベナです。

新疆ウイグル自治区でも長い時間をかけて実験した後、現地の条件に適応するラベンダー品種を広範囲に栽培できるようになります。それで新疆は世界三大のラベンダー産地になるわけです。ファランドールラベンダー荘園でも栽培される最も多くの花 はバーベナですが、バーベナの紫は非常に明るくて美しくて、写真に収めることに適しています。

園内には背の低く元気なさそうで、印象にあるラベンダーと違う花があります。ラベンダーのほか、青紫色のアキノタムラソウが広がっています。濃淡がある紫色の花海は観光スポットに躍動感をつけます。花海の向こうに、木の下に木製のブランコがあります。そこは涼しくて暑さよけのいいところです。 園の隣には赤いオランダ式の風車があります。それは綺麗で素晴らしい写真の背景です。遠くないところに行くと怀北ダムに達します。そこでドローン撮影はいい写真を収穫できます。本当に江南の水郷みたいな風景です。

住所：北京市懐柔区懐砂路

玫瑰情園

密雲区にある玫瑰情園は北京市内からおよそ80キロメートルです。5月、玫瑰情園はバラの開花期を迎えます。その時は観光客が絶えず殺到してきて駐車場の駐車位置が足りないそうです。そのため、夜も入場可能になります。

今のところ、バラの季節は過ぎましたが、バーベナは咲きこぼれています。玫瑰情園ではバーベナの栽培面積が広くありませんが、色と育ちが一番です。

住所：北京市密雲区巨各庄鎮蔡家洼村宁蔡路の東側

昌平七孔橋花海テーマパーク

昌平七孔橋花海テーマパークには千亩（67万平方メートル）を超える花海があります。ここは北京市民にとって、日帰り旅行の目的地のいい選択肢です。花海の開花期は7月から9月まで続きます。

園内は448万本の花が植えられています。ウスレグサ、シオン、コウシンバラ、バラ、オオハルシャギク、マツバボタン、クジャク草、アヤメ、コガネソウ、ナデシコのなど20以上の品種があります。季節の移ろいにこれらの花は順番通りに咲きます。

今のところ、アキノタムラソウ、大反魂草、格桑花が咲く最中です。

ここの写真を撮るなら、お昼を避けたほうがいいですが、午前10時以前あるいは午後4時以後は撮影の良い時間です。日差しが強くないし、いい写真もできます。そして、今年の花海は新なスポットが設置されました。それは中国共産党成立100周年を祝う特設の花壇です。みんなはここで記念撮影をしています。高いところから見ると、一層迫力が感じられます。

花海は今年、観光車のサービスを新設しました。観光車に乗った観光客は駐車場から直接に花海に到着できます。駐車場も改築され、グレードアップされました。それで、駐車もより便利になります。

駐車代については、小型車両が毎回10元、大型車両が毎回50元です。当日に支払う必要があります。橋の下に流れる水にオタマジャクシや蛙があります。また、ここは万里の長城の北方の風景を楽しめる素晴らしい場所で、無料な人気観光スポットです！

住所：北京市昌平区昌赤路

雲峰山ラベンダー園

現在、雲峰山ラベンダー園は北京最大、最も純粋なラベンダー畑です。導入されたラベンダーの品種であるモコンラベンダーは細長い葉っぱがあり、紫色の花は形が整えています。その品種はエッセンシャルオイルに富んでいますが、ちょっと触っても花の芳しさが手に残ります。

この品種はッセンシャルオイルを抽出もできるし、鑑賞価値も高いです。美しく静かな谷にラベンダーが広がっています。開花期の雲峰山ラベンダー園は紫とうまみの世界になります。クラスチックなラベンダー歩道やロマンチックな建物を加えて、谷は南フランスの風情に溢れます。それで「夢田」という幻の名前が付けられました。7月上旬は見ごろで、7月末は花見の終わりです。

住所：北京市密雲区不老屯鎮

紫海香堤ハーブ芸術荘園

密雲区にある紫海香堤ハーブ芸術荘園というラベンダー園に行くには、北京―承德高速道路の出口から出て国道101で司馬台長城方面に運転してください。

司馬台万里の長城の牌楼に入った途端に異なる香味を混ぜる匂いがします。どの花の匂いを区別するのは難しいですが、レモンのような匂いにきゅうりのような匂い、そして薄荷、まんねろうの匂いもします。この混じる香味に導かれてハーブ芸術荘園に到着できます。紫海香堤ハーブ芸術荘園は密雲県古北口鎮に位置して司馬台万里の長城に隣接しています。

紫海香堤ハーブ芸術荘園には300人も同時に対応できる「鮮吃」中国料理食堂、「紫香」西洋料理食堂が設置されています。香堤ギャラリー、ハーブ専売店、ハーブ展示室、DIY手作り室、総合サービスセンタ、香堤クラブ、水沿い回廊、ラベンダー式典広場、愛のログハウス、愛のクリーク、出会う橋など娯楽、休憩場所も設置されています。

ここで、緑の山々は都市での悩みを遮断してくれます。岸辺のラウンジチェアに悠々と体を預けてラベンダーの香りを楽しめて日向ぼっこをすることができます。あるいは、麦わら帽子をかぶって、岸辺に座って、一本の竿を持って、「香草魚」を待つことができます。また、そこにはハーブ海岸小屋、ハーブ坂小屋、海岸キャンプ場、香蜂キャンプ場などの宿泊施設があります。山や水、そしてハーブの花海、淡々とした花の匂いとともに眠ることもできますよ。それは又とない経験になるだろう。

住所：北京市密雲区古北鎮湯河村

花海に撮影に来る皆さんは鮮やかな服を着ないでください。ハーブは絢爛豪華ですので、白い服がお勧めです。紫色のラベンダーとオレンジのバーベナに囲まれることはロマンチックなことです。 【呂文開　訳】