花咲き乱れる季節に、北京の胡同に隠された歴史や文化を味わいましょう!

2022-04-01

日差しが照り輝き、春の花が咲き乱れる北京。春の絶景が見られる所は公園だけでなく、一部の胡同の名前から春の息吹も感じられます。北ちゃんと一緒に胡同に隠された歴史や文化を味わいましょう。

爛縵胡同

爛縵胡同の由来といえば、初期の頃は「爛廟胡同」という呼び方があり、「爛麺胡同」も呼ばれていました。昔、胡同の入口に麺屋があり、その麺は柔らかく茹でられ、美味しかったです。だんだんやわらかい麺(即ち爛麺)は麺屋の名物になりました。そうして口コミで広がり、何時しか名前のない胡同も「爛麺胡同」と呼ばれるようになりました。

その後、胡同に住んでいる人たちは、「爛麺胡同」という名前があまりにも下品だと考え、音に似ている上品な「爛縵胡同」と名付け、徐々に広まっていました。

住所:北京市西城区爛縵胡同

北芦草園胡同

前門三里河エリアは、旧北京南城の中でも特色ある場所です。春になると、北芦草園胡同を散策したり、オリジナルの胡同と四合院の生活を体験できます。

三里河水系は長巷頭条、長巷二条、長巷五条、得豊東巷、南芦草園胡同、得豊西巷、青雲胡同、中芦草園胡同、北芦草園胡同など9つの胡同を流れています。

住所:北京市東城区北芦草園胡同

百花深処

北京市の西城区平安里の近くに、「百花深処」という胡同があります。什刹海街道に属し、東は護国寺東巷から始まり、西は新街口南大街に至り、地下鉄の駅を出るとすぐに見つけます。清の乾隆帝の時代、多くの花を植え育てていたので、「花局胡同」と呼ばれていました。清の光緒年間に「百花深処胡同」と改称されました。近代になると、「胡同」の文字をはずして「百花深処」と呼ばれるようになりました。

住所:北京市西城区平安里辺り

楊梅竹斜街

楊梅竹斜街は南西の瑠璃廠東街から始まり、北東の煤市街まで終わります。明の時代には「斜街」と呼ばれていたそうですが、その後、胡同に楊という苗字の仲人が現れ、清の時代に徐々に「楊媒斜街」と呼ばれるようになりました。清の光緒年間、士大夫階級を主とする知識人が語呂合わせによって「楊梅竹斜街」と改名され、現在のような優雅な街並みとなったのです。

民国時代、「楊梅竹斜街」は間違いなく文人たちの集う場所でした。康有為、譚嗣同、梁啓超、魯迅、梁実秋、沈従文、楊小楼など、いずれも胡同の常連客でした。

住所:北京市西城区楊梅竹斜街

柳巷

歴史的には、柳の木がたくさん植えられていたことから、「柳巷」と名づけられたが、現在の柳巷には柳の木がなくなり、道の両側はすでにモダンな住宅地となっています。

昔の面影が残っていないけど、今の柳巷はその個性を発揮しています。道路の両脇にアカシア街路樹が互いに向かい合っており、広くて綺麗だし、旧北京城の特色を持っています。

特に、胡同の東側の入り口にある2本のアカシアの木は、緑が生い茂り、大人一人でも抱えきれないくらい太い幹が目に付きます。

住所:北京市西城区新街口の付近

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