暫定リストに盛り込まれた北京の中軸線の文化遺産:鼓楼、鐘楼

2022-04-11

北京の中軸線の世界遺産登録を目指し、同市は中軸線上と中軸線の両側にある永定門、先農壇、天壇、正陽門、箭楼、毛主席記念堂、人民英雄記念碑、天安門広場、天安門、社稷壇、太廟、故宮、景山、万寧橋、鼓楼、鐘楼の14ヶ所を暫定リストに盛り込みました。今回はその一である「鼓楼、鐘楼」を紹介しましよう!

鐘楼と鼓楼は、中軸線の北端に位置します。細い方が「鐘楼」、太い方が「鼓楼」です。

その時、「朝は鐘を鳴らし、夜は鼓を打ち」という晨鐘暮鼓の制度があり、皇室の高貴さと厳しい門限が示されていました。

昔々、都の時報(正確な時刻を知らせること)に利用されていました。時刻が変わるごとに、鐘楼と鼓楼は前後に打ち鳴らします。

鐘と鼓はもともと古代の楽器でした。中国古代の鐘鼓楼は漢代の「朝は鼓を打ち、夜は鐘を鳴らす」という「晨鼓暮鐘制度」に起源しました。唐代になると、にぎやかな都の長安の時報の中心として、皇宮の正門である承天門には鐘鼓が設置されました。

清の乾隆帝時代の末期、一日に二度の時を告げ、一度につき鐘と太鼓を108回鳴らしていました。それは、一年を十二か月、二十四節気と七十二侯(1節気につき3つの候があり)に分けられ、合計すると108になるためです。

鼓楼の上に、二十五枚の更鼓が設けられています。その中に、主太鼓が一年を、24枚の小太鼓が二十四節気のことを象徴します。

入場料:鐘楼(15元); 鼓楼(20元);コンボチケット:30元

電話:010-84027870;010-84027869

営業時間:9:30-17:30(17:00に入場停止)

住所:北京市東城区鐘楼湾臨字9号

※この記事は2022年4月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

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