暫定リストに盛り込まれた北京の中軸線の文化遺産:天安門

2022-04-18

北京の中軸線の世界遺産登録を目指し、同市は中軸線上と中軸線の両側にある永定門、先農壇、天壇、正陽門、箭楼、毛主席記念堂、人民英雄記念碑、天安門広場、天安門、社稷壇、太廟、故宮、景山、万寧橋、鼓楼、鐘楼の14ヶ所を暫定リストに盛り込みました。今回はその一である「天安門広場」を紹介しましよう!

明と清の両時代、天安門は宮城の正門であり、明の永楽15年(1417年)に建設され、承天門と名付けられ、「天命を承け、運勢を変え」という意味がありました。

承天門は明の末期に焼失し、清の順治8年(1651年)に改築され、「天命を受け、国を治め民を安らかにする」という意味で、天安門と改称されました。明・清の時代に、ここはずっと皇城の正門でした。

城楼は高さが33.7メートルもあり、高大な赤色城壁の上には5つのアーチ形の門があり、上には9つの「重檐歇山」型式の城楼があります。これは皇帝の「九五之尊」(九五は帝位を表す)を象徴するものです。その真ん中の門が最も大きく、かつては皇帝だけがここから出入りすることができました。

現在、天安門は中国のシンボル的施設となっており、国家の重要な式典はほとんどここでで行われています。

※この記事は2022年4月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

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