暫定リストに盛り込まれた北京の中軸線の文化遺産:天安門広場

2022-04-21

早朝、空がほんのり明るくなってき、多くの人がまだぐっすり寝入っている時、鮮やかな五星紅旗が日の出とともに、人々の熱い視線を浴びながら天安門広場にゆっくりと掲げられました。北京の天安門広場で厳かな国旗掲揚式を見ることは、数十億人の中国人が憧れていることです。

天安門広場は中国の首都北京の中心部である中軸線上に位置し、南北880メートル、東西500メートル、面積44万平方メートルを持ちます。100万人が集まることができる世界最大の都市広場であります。天安門広場はいつも往来が賑わっており、数多くの中国人が天安門広場にいって天安門城楼と記念写真を撮ることと思われます。また、外国人観光客も天安門広場を必見スポットに挙げています。

明の永楽15年(西暦1417年)に建設された天安門は、城台と城楼という2つの部分からなり、その形は威厳があり、壮大なものであります。天安門は明・清時代の北京にある皇城の正門であり、もともとは狭く閉ざされたT字型の宮廷広場だけがありました。明清の政府が盛大な祝典を催す重要な場所であり、皇室の威厳をを表すものでした。東・西・南の三方は塀に囲まれており、一般人が立ち入ることができない場所となっていました。新中国が成立した後、広大で開放的な天安門広場となり、新中国のシンボルとして国章にデザインされました。

天安門広場は中国の過去、現在、未来を物語っており、ここでは現代の中国も古代の中国も見ることができます。今、天安門広場は中国で最も重要なイベント開催や集会の場となっています。毎年国慶節になると天安門広場には大きな花壇が設けられ、色とりどりの花の世界となり、各民族及び各界の中国人はここに集まり、祖国の誕生日を迎えます。(陳丹丹 訳)

北京旅游网翻译

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