
独特な文化的特徴と豊富な歴史的な記憶を持つ模式口歴史文化保護区(模式口大街)は北京の代表的な歴史的な街並みです。ここは京西古道(北京の重要な歴史的遺跡)の重要な史跡であり、西山永定河文化ベルトにおける重要な節目でもあります。ここには龍形大街、駝鈴古道、法海寺、北京燕京八絶博物館、石景山区石刻文物園など重要な史跡スポットがあり、いずれも模式口歴史文化保護区の伝統を色濃く反映している場所です。

模式口歴史文化保護区は石景山区の中部に位置し、その歴史は西周の時代に遡ることができます。もともとここは磨石(すりいし)が豊富であるため、「磨石口」と名づけられ、後にその中国語の語呂合わせを取って「磨石口」を「模式口」に変えました。周りの村のモデルという意味も含まれています。

明と清の時代、模式口は京西の要衝でした。石畳で敷かれたこの長さが三里(一里の三倍、約一一・七八キロメートル)の街は、京西古鎮から北京城に通じる交通の要路で、東は京城に接し、西は塞外(万里の長城の北がわ)に通じ、かつては兵家が争奪対象となる要地でした。老舎の小説『駱駝祥子』の主人公・祥子はここからの人物であります。

歴史文化保護区の歴史の伝承と発展、そしてそこの住民たちの生活環境のニーズや生態保護の要件に基づき、模式口大街はこれからも歴史文化の保護と展示、観光とレジャー活働、複合型居住機能を一体とした歴史文化保護区の構築を目指して街をアップグレードしていきます。



