間もなくメーデーの連休！皆さんはもう旅行の計画を立てたでしょうか。都会のにぎやかさに慣れたが、たまには村や町の静かさと爽やかさを楽しんでみ、自然がもたらしてくれる美しさを感じ、連休中には家族や友達を連れて北京郊外のきれいな町に出かけましょう。

■古北水鎮

古北水鎮は司馬台長城を背にし、鴛鴦湖ダムに囲まれ、観光、レジャー・休暇、ビジネス・展示、創意文化など様々な観光モードが一体となっており、一流のサービスと施設を備え、参加性と体験性が高くて特色のある総合的なレジャー国際リゾート地であります。

古北水鎮は司馬台の歴史文化をよりどころにし、踏み込んだ開発を進めてきました。9平方キロメートルのリゾートエリアは老营区、民国街区、水街風情区、臥龍堡民俗文化区、湯河古寨区、民宿食事区という6つの区と、后川禅谷、伊甸谷、云峰翠谷という3つの谷に分かれています。

町は今頃、日差しも春めいてき、多くの春のイベントが開催されています。街角で花売りの娘さんに真っ向から出会ったり、染物屋で草木染めの魅力を感じたり、洗練された生け花の体験レッスンを楽しんだり、プロのヨガでリラックスしたりすることができます。そして、温かいアフタヌーンティーを楽しみ、町で最も美しい日没を待ちましょう。

住所：北京市密雲区古北口鎮司馬台村

■永寧古鎮

永寧古城は北京市延慶区の中部に位置し、唐の時代に建てられ、京郊の文化を表す第一の町です。町に入ると、空高く立ち昇るような玉皇閣が見えます。ここは、永寧古城の中心点です。

北門から古城に入り、北街に沿って奥へ行くと、数百年前の明清の時代にタイムスリップしたかのようで、両側の店は朱塗りの大門と灰色の瓦で、古めかしい色合いをしています。古城の中には、迷路のような通りや路地、灰色の屋根の家々が並んでおり、どこでも心を引く物語があり、歴史ある重厚な雰囲気が漂っています。

都会の喧騒や生活の忙しさを暫く忘れ、古い町の街並みを縫って走り、時間が残した跡に触れ、気ままにスローライフを楽しむことができます。

住所：北京市延慶区永寧鎮昌赤路

■楊宋鎮影視小鎮

楊宋鎮は、懐柔区にある山のない唯一の平原町であり、多くの観光客は映画やテレビ文化の魅力に引きつけられてきました。

町にある国家中影デジタル制作基地は、デジタル制作スタジオ、撮影スタジオ、器材・衣装・道具庫、タブロー作業場の4つのエリアが含まれ、江南水郷、清明街、アフリカ街、老砲街、冬の雪景色などの実景があります。

『大宅門』、『鉄歯銅歯紀暁嵐』、映画『無極』、『霍元甲』などの映画やテレビの撮影がすべてここで行われました。

ここでは、映画やテレビの町を堪能することができます。清兵清将の陣容やドラマの撮影シーンを見学したり、古い町並みの古い文化を感じたり、神秘的な撮影地を一目見たりすることができます。また、古代衣装を無料で体験していただけ、役者の仕事も試してみましょう。

住所：北京市懐柔区楊宋鎮

■雁栖湖国際会都小鎮

雁栖鎮は懐柔区の北から4キロに位置し、雁栖河は道に沿って流れてき、雁栖湖に合流します。ここは気候がよく、景色が美しくて心もすっきりとしてきました。明代の古長城は40キロにわたって蛇行し、自然景観、人文景観にそれぞれの特色があります。現在、自然景勝地、ニジマス釣り、民俗観光、果物狩りという4種類の特色ある観光モデルコースが形成されています。

その中には、雁栖湖国際会都、雁栖不夜谷、燕城古街、箭屏扣城、神堂峪桟道などの観光スポットが町を貫いています。

住所：北京市懐柔区雁水路3号

■十渡山水小鎮

十渡景勝地は、中国北方で唯一の大規模カルスト地形区域であります。奇岩が立ち並び、澄んだ水が清くはっきりと見えます。青々とした緑の木々に覆われ、ひっそりと静かです。

十渡景勝地は、大清河支流の拒馬河が太行山脈の北端を切り開いた時に形成された河谷であります。この河谷の歴史上には、拒馬河を渡った渡し場が10カ所もあったことから、「十渡」と名付けられました。

十渡には渡し場が10カ所あるだけではなく、実際には18カ所の渡し場があり、渡し場ごとに異なる風景を呈しています。十渡景勝地の遊ぶスポットは主に、六渡(孤山寨)、九渡(拒馬楽園)、十五渡(東湖港)、十七渡(有山家園、野戦大東溝)と十八渡(拒馬河第一の漂流)に集中しています。

十渡はマイナスイオン化酸素の含有量が非常に多く、「自然のエアコン、天然の酸素カプセル」とも呼ばれています。メーデーの連休がもうすぐですが、ご家族や友達と一緒に、十渡で新鮮な空気を吸いましょう。

住所：北京市房山区九渡大街9号（陳丹丹　訳）