暫定リストに盛り込まれた北京の中軸線の文化遺産:正陽門と箭楼

2022-04-25

正陽門は北京の中軸線にある天安門広場の南端に位置し、首都にある全ての城門の中で最も規模が大きく、北京旧市街の歴史と文化が凝縮された城門であります。正陽門は明の永楽17年(1419年)に建てられ、元は「麗正門」と呼ばれていました。明の正統年間に「正陽門」と改称し、現在まで使われています。明の正統4年(1439年)、城門の南に最前線の防御的な建物である箭楼(即ち矢倉)が増築されました。正陽門は、正陽門城楼とその南にある箭楼を総称したものであり、明清時代の北京内城の正門です。皇城と宮城の真正面に位置するため、庶民はほとんど「前門」と呼ばれています。

正陽門は、何世紀にもわたって国家興亡と王朝交代を見守ってきました。現存する正陽門の城楼は清の光緒26年(1900年)に焼失した後に再建されたもので、1915年から改築されました。高さが43.65メートルの正陽門は、北京内城の九つの城門の中で最も高い城門であります。建築様式が特別なので、いつも北京のシンボルとされてきました。

正陽門は北京最大の城門であり、正陽門箭楼も北京で最も高い箭楼であります。1990年1月21日に一般公開され、1∼4階が全て展示室になっており、展示面積は1200平方メートル。1階には「歴史上の北京」という展覧会があり、北京の歴史や風土を紹介します。(陳丹丹 訳)

北京旅游网翻译

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