首鋼パークは北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会の所在地であり、カーリング、ショートトラック、フィギュアスケート、アイスホッケーなどの冬季国家種目の訓練基地でもあります。北京の西部にあるフリースタイルスキーやスケートボードのジャンプ台がある競技会場「ビッグエア首鋼」もここにあります。首鋼パークではどれらの冬季オリンピックの印がありますか？一緒に見てみましょう！

■ビッグエア首鋼

ビッグエア首鋼は北京市内に位置している唯一の雪上競技会場であり、世界で初めて永遠に保留・使用される都市ビッグエア会場でもあります。ビッグエアの愛称は「雪飛天」といいます。それは敦煌壁画「飛天」から由来したものです。飛天とは、つまり天女のことです。ビッグエアの流れるようなフォルムは、天女を描いた敦煌の壁画「飛天」をモチーフにしているのです。遠くに立っていると、ビッグエアの優美な姿は「ハイヒール」のようで、特に夜のイルミネーションの中では、まるでおとぎ話のシンデレラが落としたクリスタルのハイヒールのようです。

北京2022冬季五輪の期間中、ここでフリースタイルスキーのビッグエアとスノーボードのビッグエアの2種目で4つの金メダルが生まれました。中国のスポーツ選手の谷愛凌と蘇翊鳴はいずれもここで金メダルを獲得しました。首鋼パークではビッグエアを眺めることができますよ。

■国家ウィンタースポーツトレーニングセンター（国家冬季運動訓練中心）

園内の国家ウィンタースポーツトレーニングセンターにはアイスホッケー、カーリング、ショートトラック、フィギュアスケートの4つの氷上競技場があります。いずれもプロレベル、競技大会レベル、国際レベル、オリンピックレベルの基準に備わっています。冬季五輪で金メダルを3回獲得している中国ショートトラックチームの武大靖選手はここでトレーニングを行っています。

■北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会

北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会のオフィスエリアは首鋼パークの西十筒倉にあります。石景山区は北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会の所在地として、冬季五輪サービス保障業務を最重要課題とし、高い基準で接客サービス業務を行い、専門化された高品質の接客サービスと素晴らしい冬季五輪体験を提供していました。

*ヒント：上述の人気ポイントは外で写真や撮影をすることだけができます。まだ一般公開されていませんので、ご了承ください。

■2022北京冬季五輪の公式ライセンス商品専門店（首鋼第三鋼炉支店）

第三高炉は改造された首鋼パークの北エリアの最も目立っているスポットであり、百年の首鋼工場の輝かしい歴史の縮図だと言えます。華麗な変身を実現した第三高炉はさまざまな高級ブランドの発表会の開催場所になっただけでなく、観光客が必ず訪れる人気スポットの一つにもなっています。北京2022冬季五輪の開催に伴い、北京2022オリンピック冬季競技大会の公式マスコットの「ビンドゥンドゥン」（冰墩墩）とパラリンピック マスコットの「シュエ・ロンロン」(雪容融)も急速に人気を博しております。五輪終了後、首鋼パーク内の第三高炉にある冬季五輪の公式ライセンス商品専門店も同時にオープンしましたよ。

営業時間：10:00-19:00

住所：北京市石景山区首鋼パーク第三高炉1階